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Close Up!令和5年度当初予算(1)

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大阪府八尾市

市議会3月定例会において、本市の令和5年度当初予算が可決されました。なお、今年度は統一地方選挙の年にあたるため、この当初予算には毎年の行政運営に必要不可欠な経費や、継続的に取り組んでいく事業などに係る経費のみを計上した「骨格予算」となっています。

一般会計は1169億5754万7千円
前年度比+1.6%(18億4505万1千円増)

■予算規模(一般会計)の推移
新型コロナウイルス感染症対策に係る経費や、原油価格や物価の高騰、社会保障関係経費の伸び、施設の老朽化対策に伴う経費などから、予算規模は拡大しています。

※( )内は前年度比
◇一般会計 1169億5754万7千円(+1.6%)
市が自由に使い道を決めることができる会計で、市税や地方交付税が主な財源。福祉や教育、道路・公園整備など、市の中心的な行政サービスを行います。

◇特別会計 661億6871万7千円(▲1.9%)
特定の収入があり、一般会計と分けて経理することで収支を明確にした会計で、国民健康保険、財産区、介護保険、後期高齢者医療、土地取得、母子父子寡婦福祉資金貸付金の6つがあります。

◇企業会計 459億8367万1千円(+3.8%)
民間企業と同じように事業で収益を上げて運営する会計で、病院事業、水道事業、公共下水道事業の3つがあります。

合計:2291億993万5千円(+1.0%)

■歳入
市税収入において、コロナ禍から経済活動の正常化が進んでいる影響や、固定資産税などの増収により、前年度比7億3700万円の増加を見込んでいます。国から入るお金(国庫支出金)については、感染症予防事業負担金や自立支援費負担金などの増加を見込み、歳入全体では前年度比18億4500万円の増加となりました。

◇借入金残高は前年度より減少
臨時財政対策債(本来、国から交付されるお金を市が代わりに借り入れをして賄っている分)の発行が減少する見込みのため、一般会計における市全体の借入金残高も前年度より減少しています。

◇自主財源の確保へ
市が自主的に確保できる財源を「自主財源」、一方で国・府から入るお金などによる財源を「依存財源」といい、自主財源の割合が高いほど、より自立・安定した行政運営を行うことができます。当初予算における自主財源の割合は、歳入全体の4割程度しかない厳しい状況が続いており、市では、ふるさと納税やガバメントクラウドファンディングなどのほか、積極的な自主財源の確保に取り組んでいきます。

※令和4年度より返礼品拡充により増加

問合せ:財政課
【電話】924-3820【FAX】993-5944

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