子どもとその保護者が気軽に集い、交流し、相談できる「居場所」。今回は地域の子育てを応援するため、その居場所づくりに取り組む南山本小学校区まちづくり協議会の皆さんの活動を紹介します。
子育て世帯が自由に集う居場所「ヘッジホッグクラブ」が、校区集会所で月1回開催されています。この居場所は、「子育てが孤育てになっている。何か地域でできることはないかな」という寺井さんの思いと、「パパの子育ての苦労話などを共有できる場所や機会が少ないのでは」という島田さんの思いが地域の会議で話されたことをきっかけに、有志で立ち上げたもの。
居場所では、地域住民からの寄附により、ボールプールや鉄棒、室内砂場、プラレールなどが設置され、ボランティアスタッフが子どもたちを見守る中で、保護者たちは参加者同士で交流したり、保健師やスタッフに育児相談したりすることができます。子育てを応援したいという気持ちがたくさんつまった居場所は、毎回多くの家族づれで賑わっています。
■インタビュー
南山本小学校区まちづくり協議会 島田さん・寺井さん
▼「ヘッジホッグクラブ」の名前の由来は?
ヘッジホッグはハリネズミの英訳です。ふれあいたいのに自らの針が邪魔をして仲間とふれあうことができないジレンマを子育て世代に重ねました。
▼どのような居場所にしていきたいですか?
親子で遊びに来て、顔見知りになり、いろいろ話してもらえるような場所になることで、しんどい気持ちを抱えているママ・パパがちょっと行ってみようかなと思い、子育てって楽しいなと思えるような居場所にしていきたいです。
問合せ:山本出張所
【電話】923-4079【FAX】995-3888
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