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医学豆知識 八尾市医師会

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大阪府八尾市

■慢性疲労症候群(まんせいひろうしょうこうぐん)

誰もが疲れたという感覚は持ったことがあるでしょう。この疲れたという感覚を「疲労」といい、自覚症状が眼に現れる人、肩こりや腰痛として現れる人などさまざまです。疲労が蓄積すると「過労」となり、最悪の場合、過労死を招くこともあります。
疲労の多くは倦怠感を伴い、休息をとれば自然と回復しますが、休んでいるのに回復しない、疲労を感じるほどの労働をしていないのに感じる倦怠感を「病的な倦怠感」といい、この病的な倦怠感に慢性疲労症候群が含まれます。代表的な症状は発熱、咽頭痛、筋肉痛、関節痛、うつ病など多様で、月に数日以上、社会生活や労働に支障があり、休養を余儀なくされる原因不明の症候群とされています。
治療法は、抗酸化療法(多量のビタミンC投与)、漢方薬、向精神薬投与、運動療法などがあげられます。皆さんしっかり休息がとれていますか?「病的な倦怠感」を感じたら、一度受診してみましょう。

医師会ホームページアドレス【URL】https://www.yao.osaka.med.or.jp

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