■ますます八尾を元気に
八尾市長 大松 桂右
あけましておめでとうございます。新年の幕開けにあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。
さて、昨年は、社会・経済活動がコロナ禍からの脱却に向けて大きく動いた一方、世界情勢や円安を背景とした物価高騰などが、私たちの生活に大きな影響を及ぼした一年でありました。
本市は、市民の皆さまが安心して暮らせるよう、住民税均等割のみの課税世帯への3万円の給付、小・中学校給食費の無償化など、物価高騰対策を最優先に独自施策を展開。加えて、市内全域の消防体制の充実強化に向けた取り組みや、やお観光創造アンバサダーの創設、ふるさと納税による新たな財源の確保など、今後の八尾の発展に資する施策を幅広く展開しました。
さらに、全国で初めて保健所に設置した「健康まちづくり科学センター」によるコロナ禍における市民の健康調査や、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施、糖尿病発症予測ツールの開発など、データに基づいた科学的な健康寿命延伸の取り組みを推進。本市が取り組む「学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組みづくり」がこども家庭庁の全国4都市の実証モデルの一つに選ばれるなど、今後に大きな成果が見込まれる数々の具体的な施策を実行に移すことができた一年でもありました。
いよいよ来年は、大阪・関西万博が開幕します。本市は、自治体で唯一大阪ヘルスケアパビリオンに出展し、ものづくり技術や文化など、本市の魅力を全世界に発信します。こうした大きなチャンスをしっかりと八尾の成長につなげるとともに、市外から八尾に愛着を感じて継続的に訪れていただけるような「関係人口」の増加にも取り組んでまいります。
引き続き、市政全般にわたり、「すべての市民に光があたり、選ばれるまち、住み続けたいまち八尾」を実現してまいります。皆さまのご理解・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、新年が皆さまにとって希望に満ちた輝かしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
■決意を新たに 更なる八尾市政の発展をめざして
八尾市議会議長 田中 慎二
あけましておめでとうございます。市議会を代表いたしまして、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年を振り返りますと、スポーツに関する明るい話題が多かった一年でありました。中でもワールドベースボールクラシックでの日本チームの活躍は、未だ記憶に新しく、各国代表チームが誇りを胸に繰り広げた真剣勝負の素晴らしさと、対戦相手を敬う姿は、私たちに大きな感動を与えてくれました。
市内に目を向けますと、新型コロナウイルスが5類感染症に移行し、全国的にも活気が戻りつつある中で、第46回八尾河内音頭まつりの開催をはじめ、市内各地域で多くのイベントが実施されるなど、八尾のまちに人のにぎわいが戻ってきたと感じる機会も多くありました。
一方で、昨年に続き、世界情勢の不安定化などに伴う円安の進行や物価高騰は、依然、市民生活に大きな影響を与えております。事業者や市民の皆さまが、日々の暮らしの中で厳しさを感じておられる中、市民代表としての職責を肝に銘じ、一刻も早い市民生活の安定と向上に向け、まい進してまいります。
来年は国際イベントである大阪・関西万博が開催されます。国内外から人、モノ、知識・技術がこの大阪に集結し、地域経済の活性化やビジネス機会の拡大などの経済効果をはじめ、多岐にわたる波及効果が見込まれております。市議会としましては、この万博がもたらす波及効果を最大限、八尾のまちの活性化に繋げるべく、積極的に議論を重ねてまいります。
さて、私たち市議会議員26名は、昨年4月の統一地方選挙において、市民の皆さまの信託を受け、八尾市政の更なる発展に向けた新たな一歩を踏み出しました。この新たな任期4年におきましても、皆さまの付託に応えるべく、市議会議員一同、決意を新たに市政発展に尽力してまいりますので、引き続き、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、皆さまにとりまして、新年が希望に満ち笑顔あふれる年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
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