現在、来年4月1日の事業開始に向け、八尾市・岸和田市・富田林市・柏原市・高石市の水道事業※1を大阪広域水道企業団(以下「企業団」という)が引き継ぐための必要な手続きや準備を進めています。
※1 ご家庭などの蛇口まで水道水をお届けする事業(上水道)
Q1 「大阪広域水道企業団」ってどんな企業団?
A1 市町村が共同で運営する日本最大規模の水道企業団です
性質:市町村が共同で運営する一部事務組合※2です。
※2 市町村などが行う仕事の一部を複数の市町村などが共同で行う目的で設立する団体。地方自治法で定められている特別地方公共団体であり、職員は地方公務員法に定められる公務員。
規模:給水量や構成団体数で日本最大規模の水道企業団です。
前身:大阪府水道部です。
実績:淀川の水を浄水処理し、大阪市を除く府内42市町村(本市含む)に供給しています。また、平成29年4月からこれまでに14市町村※3の水道事業を引き継ぎ(統合し)、ご家庭などにも水道水をお届けしています。
※3 藤井寺市・泉南市・四條畷市・大阪狭山市・阪南市・豊能町・能勢町・忠岡町・熊取町・田尻町・岬町・太子町・河南町・千早赤阪村
Q2 なぜ市の水道事業を企業団に引き継ぐの?
A2 この先も安全安心な水道水を安定的にお届けするためです
水道事業の経営は人口減少により年々厳しくなることが見込まれています。
[収益減少]
人口減少により、給水収益は減少
一方…
[支出増加]
耐震化を進めるため、工事費などは上昇
これまで市町村単位で経営してきた水道事業を、企業団が市町村から引き継いで広域的に経営することで、施設の最適化や業務の効率化など水道の基盤強化を図ることができます。
[統合後]
八尾市の施設の最適配置と効果
縮減効果:49.2億円(見込み)
主な整備内容:
・神立加圧ポンプ場の廃止
・神立配水池の廃止
・統合配水池の築造 など
◆引き継ぐメリット
(1)施設整備の費用抑制(上の表)
(2)将来の⽔道料⾦の値上げ幅抑制
(3)お客さまサービスの維持・向上
(4)非常時対応の充実
(5)技術継承問題の解消 など
詳細はこちら(統合案)
※二次元コードは本紙参照
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
問合せ:
水道に関すること…水道局経営総務課【電話】923-6546【FAX】991-5991
企業団に関すること…大阪広域水道企業団経営企画課【電話】06-6944-6864【FAX】06-6944-6868
<この記事についてアンケートにご協力ください。>