人権って、なあに?
〜あなたにも身近な人権問題〜
◆人権とは
人権とは、誰もが生まれながらにして持っている、人間として幸せに生きていくための権利です。わたしたちは「自分の個性や能力を生かして働きたい」「健康で文化的な生活がしたい」など、幸せに暮らせるようさまざまな願いを持っています。そしてこの願いがかなうよう日々努力をしています。
しかし、わたしたちの周りにはさまざまな人権問題があります。
◆さまざまな人権問題
人権問題と聞いて、どのようなことが思い浮かぶでしょうか。例えば、女性・子ども・高齢者・障がいのある人・同和問題・外国人・性的マイノリティに対する人権問題などが挙げられます。最近では、インターネットによる人権侵害や感染者に対する差別なども問題視されています。
では、なぜこのような問題が起こるのでしょうか。
◆人権尊重の社会の実現
人にはそれぞれ違い=「個性」があります。見た目や価値観など、人が違いを持っているのは当たり前のことですが、ときにわたしたちは「自分とは違う他人」にとまどったり避けてしまったりします。また、多様な「個性」に対する勝手な思い込みや固定観念から、差別や偏見が生まれてしまいます。
必要とされていない「個性」はありません。わたしたちの考え方や生き方に優劣もありません。人権を尊重するということは、自分とは違う他人を受け入れ、その他人が幸せに生きていくための権利を大切に扱うということです。このことを一人一人が考え、行動することで、人権尊重の社会の実現につながります。
人権問題を難しく考えずに、まずはあなたの周りにいる人を大切にすることから始めてみませんか。
問合せ:人権政策課
【電話】924・3830【FAX】924・0175
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