市および市教育委員会では、文化振興や社会福祉、産業、教育などに功績のあった122人・11団体に対し、表彰状を贈呈しました。表彰を受けられたのは、次の皆さんです。(順不同、敬称略)
また、今年の文化賞は、アーティスト・俳優の片寄涼太(かたよせりょうた)さんが受賞され、文化新人賞は、リュート奏者の会所幹也(かいしょみきや)さん、ラグビーフットボール選手の西亜利沙(ありさ)さん、サッカー選手の西尾隆矢(りゅうや)さんの3名が受賞されました。
※学校名は受賞当時のもの。
※市長表彰・教育委員会表彰については、本紙をご覧ください。
■文化賞
・アーティスト・俳優 片寄 涼太さん
本市出身平成24年11月、「GENERATIONS」のボーカルとしてメジャーデビューし、多くの楽曲にて高い評価を受けています。平成26年にテレビドラマで俳優デビューするとその後も多くのドラマや映画、舞台に出演するなど、俳優としても幅広く活躍しています。令和元年に100年以上の歴史を誇るアメリカのエンターテインメント産業専門の業界紙『Variety』とマカオ国際映画祭が選ぶ“アジアの次世代スター8人”に選ばれると、令和3年には日本人で初めてGIVENCHYのアンバサダーを務めるなど、同氏の活躍は国内にとどまることがありません。
また同氏は若い世代を中心に本市の魅力を全国に広げ、未来の八尾に夢を抱く子どもたちの育成を図るべく、令和5年10月29日に「八尾の魅力大使」の特任大使「やお観光創造アンバサダー」に就任。就任後は自らのSNSで本市の情報を発信し、自らのYouTubeチャンネルでは、実際に本市のまちを歩き、その魅力を語るなど、本市の魅力を若者目線で再発見し積極的に国内外に発信されています。さまざまな場面において、地元八尾への愛着や魅力を精力的に発信される同氏の活動は、「やお観光創造アンバサダー」の枠にとどまることなく、本市の魅力創造へのさらなる貢献が期待されています。これらの国内外にわたる同氏の活躍は、市民にとって大いに誇ることができるものであり、また、本市の芸術文化の発展、魅力創造に果たしてきた功績は誠に顕著です。
■文化新人賞
・リュート奏者 会所 幹也さん
本市出身の同氏は、4歳からギターを始め、平成30年にウィーン国立音楽大学ギター科の修士課程を首席で卒業。かねてよりルネサンスやバロック時代の音楽に高い関心があった同氏は、令和元年古楽器リュートへの転向を決意。令和4年、リュートを本格的に始めてわずか3年で、リュート界唯一と言われる「第11回マウリツィオ・プラトラ国際古楽コンクール」で優勝。令和5年にはリュート奏者として初めて、大阪府、大阪市、関西・大阪21世紀協会により「令和5年度大阪文化祭奨励賞」を受賞されました。国内外にわたるこれらの氏の活動は、広く芸術文化の発展に寄与されるものであり、今後、大きく飛躍されることが期待されています。
・ラグビーフットボール選手 西 亜利沙さん
本市出身の同氏は、6歳から八尾ラグビースクールへ在籍、その後、関東学院六浦高校へ進学。現在、立教大学ラグビー部および社会人チーム東京山九フェニックスに所属するラグビーフットボール選手です。令和6年7月開催のパリオリンピック2024では、同競技の日本代表メンバー内では最年少かつ、唯一の大学生として選出。同大会で全5試合に出場し、強みであるキックと味方を生かすアタックでチームに貢献。大会を通して3勝を挙げ、リオオリンピック2016の10位を超えるオリンピック最高の9位という成績を残されました。同氏の活躍は、本市のスポーツ活動の発展に寄与されるものであり、今後も大きく飛躍することが期待されています。
・プロサッカー選手 西尾 隆矢さん
本市出身の同氏は、現在Jリーグのセレッソ大阪でレギュラーかつ副キャプテンとして活躍中のプロサッカー選手です。同氏は15歳から年代別の日本代表選手に選出。令和5年には国際親善試合の日本代表「サムライブルー」に選出されています。令和6年7月開催のパリオリンピック2024では、出場した全ての試合を無失点に抑えるなど、持ち味である対人の強いディフェンスでチームに貢献。チームの決勝トーナメント進出につながる大きな役割を果たされました。これらの同氏の活躍は本市のスポーツ活動の発展に寄与されるものであり、また、これからの日本サッカー界を牽引する有望な選手として、大きく飛躍することが期待されています。
問合せ:
総務課【電話】924・3810【FAX】992・7583
教育政策課【電話】924・3870【FAX】991・4620
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