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医学豆知識 八尾市医師会

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大阪府八尾市

■子どもの花粉症と関連疾患

近年子どものアレルギー疾患が増加しています。中でも成人と同様に花粉症に悩む子どもも多くみられるようになりました。原因として、スギ花粉飛散量の増加だけでなく、食生活を含めた生活環境の変化、主に衛生環境も含めたライフスタイルの変化が考えられます。年齢層で見るとスギ花粉症では5~9歳までの約30%、10~19歳においては約50%が発症しています。また通年性のアレルギー性鼻炎でみると0~4歳で約5%が発症しているといわれています。
関連した疾患に「花粉-食物アレルギー症候群」があります。バラ科の果物(リンゴ、イチゴ、サクランボなど)、野菜、大豆製品を摂取すると15分以内に口や喉にイガイガ感やかゆみの症状があらわれます。子どもが果物を食べて、口の中がかゆいなどの訴えがあれば花粉症の有無を確認しましょう。果物のみのアレルギーと勘違いしないことが重要です。

医師会ホームページアドレス【URL】https://www.yao.osaka.med.or.jp

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