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ハチオシ! 令和6年度 市政運営方針(2)

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大阪府八尾市

■5つの重要ポイントの主な重点取組み

(1)安全・安心・環境
・地域防災力の向上を図る体制づくりへの⽀援
地域における防災力の向上を図るため、地域の特性や想定される災害を踏まえて、地域住民が主体となって取り組む地区防災計画の策定に向けた支援を行うとともに、災害時に、避難行動要支援者が速やかに避難できるよう、地域の体制づくりを支援します。
・消防本部庁舎の移転建替えや消防署所の新設などに向けた取り組みの推進
・犯罪被害者などに寄り添った支援
犯罪被害者などに寄り添った迅速な支援を進めるため、犯罪被害者等支援条例を制定し、見舞金の支給や各種相談への対応などに取り組みます。
・脱炭素型まちづくり(ゼロカーボンシティやお)の推進
脱炭素社会の実現に向けて、国の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を活用し、自家消費型の太陽光発電やLED照明などの脱炭素に資する設備などに対する助成を行うとともに、公共施設のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化に向けた取り組みを進めます。

(2)子ども・子育て
・妊産婦、子育て世帯、子どもへの切れ目のない支援
体制の充実すべての妊産婦、子育て世帯、子どもへ一体的な支援を提供するため、令和6年4月施行の児童福祉法改正により創設された「市町村こども家庭センター」として、母子保健と児童福祉をこども総合支援センター「ほっぷ」に統合する組織再編を行い、切れ目のない相談支援体制のさらなる充実を図ります。
・産後ケア施設利用料の引き下げ及び受入れ施設の拡大
・ヤングケアラーや児童虐待など、困難な状況にある子どもや子育て家庭への支援体制の充実
困難な状況にある子どもや子育て家庭を支援するため、家事・育児などに不安や負担を抱えた子育て家庭や、ヤングケアラーなどがいる家庭への訪問支援を実施します。また、児童虐待など支援ニーズの高い子どもや子育て家庭が孤立することなく必要な支援につなげるため、食事の提供や学習支援などを通じた⾒守りを実施します。
・障がいのある子どもを早期支援につなぐ保育環境の充実
・医療的ケア児の受入れ施設の拡大及び体制強化
・病児保育の実施施設の増設
・いじめ解消の仕組みの構築
すべての子どもをいじめから守るために、子どもを取り巻くさまざまな課題について一元的に対応するための組織再編を行うとともに、国の採択を受けた実証モデル事業での実績をもとに、学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組みを構築し、いじめ防止に向けた全市的な展開を進めます。
・不登校児童・生徒への支援の充実
さまざまな課題を抱える児童・生徒の早期発⾒・早期支援を進めるとともに、どこにもつながっていない児童・生徒を減らすため、教育相談コーディネーターサポーターの配置による校内教育支援ルームの充実など、学校内外の居場所づくりを進めます。
・小・中学校給食費の無償化を1年間延長

(3)健康・福祉
・「健康まちづくり科学センター」を中心とした健康寿命の延伸に向けたまちづくりの推進
健康寿命の延伸に向けて、大学との共同研究の成果を実社会においても活用できるよう進めるとともに、健診・医療・介護などの利用が一定期間ない、健康状態不明の高齢者に対するアウトリーチを進め、市民一人ひとりの健康づくりにアプローチする取り組みにつなげます。また、「八尾市健康まちづくり共創協定」に基づき、学齢期や働く世代の健康課題の解決に向けた取り組みを進めます。
・加齢性難聴者の補聴器購⼊費の助成
・障がいのある人の自立に向けた生活の支援
精神疾患などにより長期入院している人が、退院後に安心して地域で生活することができるよう、グループホームでの生活を体験できる機会・場を提供し、地域生活への移行に向けた支援に取り組みます。

(4)魅力・活力
・⼋尾市男女共同参画センター「すみれ」による女性活躍のための新たな寄り添い支援
女性が起業や就労、市民活動など社会で自分らしく活躍できるよう、参加者がつながる講座などの開催やいつでも気軽に立ち寄り、悩みや不安を話せる居場所づくりを進めるとともに、新たにアウトリーチ型の相談支援を実施します。
・福万寺町市民運動広場にスケートボード場及びドッグランを4月にオープン
・交通不便地の解消に向けた取り組みの推進
交通不便地の解消に向けて、「八尾市乗合タクシー」を本格運⾏している竹渕地域、実証運行中の大正・志紀・曙川・高安・南高安地域に続き、西郡地域における実証運行を開始します。
・近鉄河内山本駅周辺の整備
駅周辺の安全性・利便性の向上およびにぎわい空間の創出に向けて、引き続き、河内山本駅踏切から五月橋交差点までの区間において、安全・安心・快適な歩行空間の確保などの道路整備を進めます。
・⼋尾空港西側跡地の有効活用に向けた取り組みの推進

(5)2025年大阪・関西万博
・参画・参加・体験に向けた取り組みの推進
万博開催を1年後に控え、市民・企業などの機運をさらに高めていくため、カウントダウンイベントなどを実施するとともに、八尾の魅力ある地域資源を世界に発信し、まちのにぎわいや活性化につながるよう、博覧会協会などと連携し、万博への参画・参加に向けた取り組みを進めます。また、子どもたちが万博会場で未来社会を体験し、驚きや発見を通じて将来への夢が広がるよう、大阪府などと連携した取り組みを進めます。
・「ものづくりのまち八尾」のブランド確立に向けた取り組みの推進
大阪ヘルスケアパビリオンでの出展における波及効果を地域産業の成長につなげるため、「OPEN FACTORY CITY YAO」をスローガンに、出展企業などの共創環境を整え、国内外の多くの人々が興味・関心をもち、八尾を万博会場のサテライトとして、ものづくりの現場に足を運ぶ人が増え、交流が増える仕掛けづくりをします。
・デジタル観光コンテンツや「空飛ぶクルマ」を活かしたにぎわいの創出
万博開催を契機に八尾市への誘客強化を図るため、令和5年度に構築したオンラインによる体験型観光コンテンツの試験的運用を開始します。また、万博で運航が計画されている近未来の乗り物「空飛ぶクルマ」を活かした取り組みを関係機関と連携し進めるとともに、八尾商工会議所などと連携し、八尾空港の魅力を活かした新たなにぎわい創出に向けた検討を進めます。

▽ここがハチオシ!
重要ポイントごとの主な取組みを紹介しています

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