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ハチオシ! 令和6年度 当初予算(1)

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大阪府八尾市

市議会3月定例会において、本市の令和6年度当初予算が可決され、4月からの1年間、この予算に基づいてさまざまな事業を行っていきます。今月の「ハチオシ!」では、令和6年度当初予算などの概要と主な事業についてお知らせします。

一般会計 1190億690万3千円
[令和5年6月補正後]
(前年度比▲3.3% 40億2108万7千円減)

▽ここがハチオシ!
令和6年度の予算の概要は、市ホームページで公開しています!

■予算規模(一般会計)の推移
新型コロナウイルスの5類移行に伴い、ワクチン接種などの経費が減額となるものの、社会保障関係経費の伸び、物価の高騰などにより経常的にかかる経費は増加傾向にあります。

(単位…億円)※令和5年度は6月補正後の額

◆一般会計 1190億690万3千円(▲3.3%)
市が自由に使い道を決めることができる会計で、市税や地方交付税が主な財源。福祉や教育、道路・公園整備など、市の中心的な行政サービスを行います。

◆特別会計 664億5007万3千円(+0.4%)
特定の収入があり、一般会計と分けて管理することで収支を明確にした会計で、国民健康保険、財産区、介護保険、後期高齢者医療、土地取得、母子父子寡婦福祉資金貸付金の6つがあります。

◆企業会計 473億3314万6千円(+2.9%)
民間企業と同じように事業で収益を上げて運営する会計で、病院事業、水道事業、公共下水道事業の3つがあります。

合計 2327億9012万2千円(▲1.0%)

※( )内は前年度比

■歳入
市税全体では、固定資産税および都市計画税で増収が見込まれる一方、個人市民税で定額減税の実施や法人市民税で原材料価格高騰の影響などにより、前年度比9億円の減額を見込んでいます。
国庫支出金については、自立支援費負担金や生活保護費負担金で増額となる一方、感染症予防事業負担金や新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金などの減額により、前年度比27億8900万円の減額を見込んでおり、歳入全体では前年度比40億2100万円の減額となりました。

◆自主財源の確保へ
市が自主的に確保できる財源を「自主財源」、一方で国・府から入るお金などによる財源を「依存財源」といい、自主財源の割合が高いほど、より自立・安定した行政運営を行うことができます。
当初予算における自主財源の割合は、歳入全体の4割程度しかない厳しい状況が続いており、市では、ふるさと納税やガバメントクラウドファンディングなどのほか、積極的な自主財源の確保に取り組んでいきます。

(単位…百万円)※金額は予算額(令和5年度は6月補正後の額)

▽ここがハチオシ!
「ふるさと納税制度」が適用される「がんばれ八尾応援寄附金」は、順調に推移!

◆借入残高は減少
臨時財政対策債(本来、国から交付されるお金を市が代わりに借入れをして賄っている分)の発行が減少する見込みのため、一般会計における市全体の借入金残高も前年度より減少しています。

(単位…億円)

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