■データでチェック 財政の健全度
各比率が「早期健全化基準」および「財政再生基準」を超えた場合、財政の健全化に必要な措置を講じることが義務付けられていますが、本市の令和5年度決算はいずれも基準を下回っています(赤字額がないものは「ー」で表示)。
財政の健全度は、住みやすさの目安にもなります
◇実質赤字比率
最も主要な会計である一般会計などに生じている赤字の大きさを標準財政規模に占める割合で表したものです。本市はこの比率が「ー」であり、黒字であることが分かります。
◇連結実質赤字比率
公営企業を含む全会計に生じている赤字の大きさを標準財政規模に占める割合で表したものです。本市はこの比率が「ー」であり、黒字であることがわかります。
◇実質公債費比率
借入金(地方債)の返済額(公債費)の大きさを標準財政規模に占める割合で表したものです。比率が低いほど公債費の負担度合いが少なく、本市は全国平均(市区町村)5.6%を下回っています。
◇将来負担比率
借入金(地方債)などの負債の残高を標準財政規模に占める割合で表したものです。比率が低いほど、借入金などによる将来の負担が少なく、本市は全国平均(市区町村)6.3%を下回っています。
◇資金不足比率
公営企業の資金不足額を、事業規模である料金収入の規模と比較した指標です。本市の企業会計の令和5年度の資金不足比率は、経営健全化基準を大きく下回っています。
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