■市長公式訪問団を派遣
和泉市と米国ミネソタ州ブルーミントン市は、平成5年(1993年)に姉妹都市提携を締結し、令和5年(2023年)で30周年を迎えます。この記念すべき年を共に祝い、また、両市の交流をさらに深めるため、8月11日から16日の期間、和泉市を代表して市長や市議会議長を含めた訪問団がブルーミントン市を訪問しました。市長を含めた公式訪問団を派遣するのは、20周年記念として訪問団を派遣した2013年以来、10年ぶりとなります。
ブルーミントン市滞在中は、30周年記念式典に参加し、これまでの両市の交流の歩みを振り返りました。両市長のスピーチからは、今後の交流への前向きな姿勢が伺えました。そのほか、5日間を通して、ブルーミントン市長らとの意見交換や、現地の人びととの交流会への参加、消防署や警察署といった公共施設を含めた周辺施設の視察なども行いました。
今回の訪問で、両市の友好を再確認しました。今後の更なる交流の発展をめざします。ブルーミントンTim Busse(ティム・バッセ)市長から和泉市長へ、両市の友好関係・相互理解の絆を深める宣言書が渡されました。
■交換学生を派遣
姉妹都市・ブルーミントン市との学生相互派遣が約5年ぶりに再開し、市内で選出された交換学生6人が派遣されました。交換学生たちは、事前研修を経て、8月11日から10日間、ブルーミントン市に滞在しました。ホームステイすることにより、現地の文化や習慣に触れ、国際感覚を身に付ける機会となりました。
滞在中は、ブルーミントン市長や市議会議員を含めたブルーミントン市民の前で、和泉市や日本をPRするプレゼンテーションを英語で行いました。そのほか、市内の学校や博物館の訪問、ブルーミントン市民との交流会など、現地で様ざまなプログラムに参加しました。今回は17年ぶりとなる中学生の派遣を行いましたが、国際化が進む社会で、若い世代が国際感覚を身に付ける機会として今後も継続して実施できるよう、ブルーミントン市との協力体制を強化します。
交換学生の体験談については、市ホームページ等で掲載予定です。
◇交換留学生の声
・かけがえのない素晴らしい経験ができました。
・この経験は私にとって宝物になりました。
・日本とアメリカ両方のよさを見つけられました。
・たくさんの人と出会えてとてもいい経験になったと思います。
・今回の交換留学でいい経験が出来ました。
・豊かな自然や人びとの優しさに感銘を受けました。
問合せ:生涯学習推進室
【電話】99・8161
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