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すくすく子育て+(プラス)

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大阪府和泉市

■こんなことで「ひやり!」としたこと、ありませんか?
・少し目を離したすきにベッドから落ちそうになった
・机の上にあったおもちゃや薬を口に入れていた
・テーブルクロスを引っ張って、お湯がこぼれそうになった

◆乳児期編 冬の時期は特に注意!家庭内での事故に気をつけましょう
▽0歳児の「不慮の事故」による死亡原因
0歳児の死亡原因で多いのは思いがけない事故です。
事故の原因の約9割が窒息で、次いで溺死・溺水、交通事故となっています。多くは安全なはずの家庭内でおきています。特に冬は、厚い布団で窒息したり、暖房器具でやけどを起こしてしまうなど危険は多くなります。

「不慮の事故」による死亡原因(令和3年人口動態統計より)

▽主な事故とその防止方法
子どもは、頭が大きいのでバランスを失いやすい身体的特徴があります。また、1歳までの乳児期は、ハイハイで動けるようになると、何事にも興味津津で、手に触れたものは何でも口に入れて確かめようとします。危険ということもわからないため、次のような事故を防ぐための環境づくりが重要になります。

(1)誤飲・窒息の事故
・おもちゃの部品を飲み込んでしまう
おもちゃには小さな部品が含まれることがあります。対象年齢になるまでは遊ばせないようにしましょう。
・枕や柔らかい布団やよだれかけなどで口がふさがれる
ベッドの中にはぬいぐるみやタオルは置かず、枕を使わずに、寝かせる時はよだれかけを外しましょう。
・うつぶせで寝かせたときの方がSIDS(乳児突然死症候群)の発症率は高い
1歳になるまでは、仰向けで寝かせるようにしましょう。

(2)溺死・溺水の事故
・自宅の浴槽で溺れる、水面に浮かぶおもちゃを取ろうとして溺れる
入浴中は子どもから目を離さないようにしましょう。日中は浴槽の水を抜いておき、ドアに鍵をかけて子どもが入ることができないようにしておきましょう。

(3)転落・転倒事故
・目を離した時にベッドやソファなどから転落する
ベッドから離れる時には必ず柵をし、万が一転落してもけがのないように、ソファの周りの床には柔らかいマットや座布団を敷いておきましょう。
・階段から転落する
転落防止用の柵をつけて、閉め忘れのないようにしましょう。

(4)やけどの事故
・高温の食事、飲み物をひっくり返す
軽くて倒れやすい容器は、子どもの手の届かないところにおき、テーブルクロスは敷かないようにしましょう。
・暖房器具に触ってしまう
暖房器具は柵で囲うなど、子どもが近づけないような工夫をしましょう。

◆もし、事故などが起きてしまったら…相談機関に連絡してください
夜間、休日の子どもの症状にどう対処したらよいか、病院の診療を受けたほうがいいのかなど判断に困った時、毒性の高いものを飲み込んでしまった場合は、次の相談機関に連絡してください。

▽夜間・休日の子どもの症状に困ったり、対処方法に悩むとき
[小児救急電話相談]
相談日時:午後7時~翌午前8時
【電話】06・6765・3650(ダイヤル回線、IP電話)
【電話】#8000(NTTプッシュ回線・携帯電話)

▽[たばこ誤飲事故専用電話](自動音声応答による情報提供)
相談日時:365日(24時間対応)
【電話】072・726・9922

▽毒性の高いもの(化学物質、たばこ、薬、家庭用品など)を飲み込んでしまった場合
[大阪中毒110番]
相談日時:365日(24時間対応)
【電話】072・727・2499

■育児教室・園庭開放情報はこちらから
※本紙またはPDF版31ページの二次元コード参照

問合せ:
・保健センター【電話】47・1551
・保健福祉センター【電話】57・6620

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