■「信太山クロスカントリー大会in大阪和泉」に参加しました!
和泉市長 辻宏康(つじ ひろみち)
人生百年時代といわれている昨今、誰もが健康で毎日を楽しく過ごしたいと望んでいます。そのためには、自分に合った方法で健康を維持することが大切です。私の健康法の一つがランニングで、毎月123km走るようにしています。これは、1(イ)、2(ズ)、3(ミ)の語呂合わせで、適度な負荷がかかり、ちょうど良い距離と感じています。川沿いの道を走って野鳥や川の流れを見ていると良い気分転換にもなり、朝や週末に、気の向くままに和泉市内を駆け回っています。市民の皆さんをはじめ来訪される人にもランニングやウォーキングを楽しんで頂けるよう、市内の公園10か所にランニングコースをつくりました。
また、どうせ走るなら大会出場などの目標を立てられると張り合いが出るかと思います。市では、今年で71回目を迎えた「信太山クロスカントリー大会」が毎年1月に開かれています。コースは、陸上自衛隊信太山駐屯地の演習場で、清少納言が枕草子に「森は信太」と記した丘陵地の大自然を満喫できます。最も過酷な20kmコースは、翌月行われる大阪マラソン参加者にとってのテストランコースとしても人気となっています。
私は毎年ランナーとしても参加しており、今年は10kmコースにエントリーしました。ところが大会10日前になって、それまでの走り込みが原因で、膝の前十字靱帯(じんたい)を損傷してしまいました。診察してくださった医師に欠場すべきか相談したところ「無理のない範囲なら、参加しても良い」と背中を押していただきましたので、思い切って出場しました。走るのがつらくなったら、無理せずやめればいいだけのことです。足をかばいながらのランニングはきつかったですが、「皷聖泉(こせいせん)」のいずみ太鼓やボランティアの人たちの声援に励まされ、何とか制限時間の70分以内でゴールすることができました。何事も最初からあきらめるのではなく、チャレンジしてみることが大切だと実感しました。今回も大自然の中を走るのがとても爽快で、大会をエンジョイできました。
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