[長期休館のお知らせ]
4月展覧会開催まで、施設等改修工事のため長期休館中です。
美術館事務所は業務を行っています(月曜日休館、月曜祝日は事務所開室、翌平日休館)。
■美の扉を開こう!
美術館へ来た人を最初にお出迎えするのが、エントランスの正面にみえる美術館の庭園です。大きなガラスから見える庭はまるで一枚の絵画のようです。当館所蔵品とゆかりのある睡蓮(すいれん)(クロード・モネ「睡蓮」)と杜若(かきつばた)重要文化財「伊勢物語絵巻(いせものがたりえまき)」)を植えた池の周りには、四季折おりの草花が咲き誇ります。池に流れ込む穏やかなせせらぎに沿う小道を進むとヤマモミジやキンメイチクが風にゆられ美しい音を奏でています。池を擁(よう)する広びろとした庭から感じられる開放感とは異なる、山中の小道のような感覚を味わえることでしょう。本館の庭園はお茶室に向かう石段のまわりに躑躅(つつじ)などの低木が色を添えています。現在耐震工事中のため見学することはできませんが、茶庭は茶室とともに登録記念物に登録されています。公式Instagram(二次元コード)では「久保惣植物図鑑」と題して定期的にお庭の様子を投稿していますので、ご覧ください。
※二次元コードは本紙またはPDF版を参照してください。
■館長のコレを見て!
美術館内各所に設置されている椅子の中には、デンマークの有名デザイナーたちがデザインした椅子もあります。新館ラウンジにある黒いベンチは北欧デンマーク家具の代名詞ともいえるフリッツ・ハンセンのものです。そこに腰をかけ、ゆっくりと庭園をながめてみませんか。
問合せ:美術館
【電話】54・0001(〒594-1156、内田町三丁目6-12)
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