開館時間:午前10時〜午後5時(最終入館は午後4時30分)
休館日:4月20日(土)まで。月曜日、祝日の場合は開館し翌日休館
入館料:一般600円、高校・大学生400円、中学生以下無料
割引:20人以上、65歳以上(証明になるものを提示)、提携団体の会員証(会員含め5人まで)はいずれも2割引。各種障がい者手帳等提示の本人と介助者1人は無料
■展覧会へGo〜
特別陳列「源氏・応挙(おうきょ)・若冲(じゃくちゅう)-近世絵画と久保惣の名品-」
期間:4月21日(日)~6月16日(日)
前期…4月21日~5月19日
後期…5月21日~6月16日
※会期中は展示替えあり
◇おすすめ作品の紹介
現在、和泉市久保惣記念美術館が所蔵する美術品は約12,000点を数えます。本展覧会では、これらの美術品の中から、桃山時代から江戸時代に制作された近世絵画を取り上げ、当館を代表する国宝2点をはじめとする名品とともに紹介します。
今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」は紫式部が主人公ですね。多方面から源氏物語に関心が寄せられているこの機会に、当館の近世絵画を代表する作品のひとつである重要文化財「源氏物語手鑑(てかがみ)」を展示します。源氏物語の主要な場面を絵と詞(ことば)(文章)であらわした作品で、とくに絵は細密で鮮やかな彩色が特徴です。今回は全80枚中、前後期で8枚ずつ(計16枚)を展示します。掲載図は、光源氏と権中納言(ごんちゅうなごん)(頭中将(とうのちゅうじょう))がそれぞれに応援する二人の姫君が絵を好きな帝のために絵合(えあわせ)(絵を比べ合う催し)を行うところです。そのほか、江戸時代中期の京で活躍した円山応挙(まるやまおうきょ)(1733〜1795)と伊藤若冲(1716〜1800)の作品を紹介します。本展覧会は、絵師それぞれの特徴的な表現を見ることができるこれらの近世絵画を一堂に展示する初めての試みです。この機会に近世絵画と名品の数かずをご覧ください。
◇館長のコレを見て!
美術館は昨年11月中旬から施設改修工事のため休館していました。
約5か月ぶりの展覧会となる今回は、昨年ふるさと納税でいただいた寄附を活用し購入した円山応挙筆「老松鸚哥図(ろうしょういんこず)」を初公開します。お楽しみに!
■4月の美術館イベント
申込方法の表示:(オ)往復はがき、美術館ホームページの申込フォーム
申込時の記載必要事項:講座名、住所、氏名、年齢、電話番号
タイトルの前に(学)がついている講座等は、生涯学習サポート講座の対象です
問合せ:美術館
【電話】54・0001(〒594-1156、内田町三丁目6-12)
※茶室は公開中止
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