堺市長 永藤 英機

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桜が開花し、穏やかな気候に心和む季節となりました。長引く新型コロナウイルス感染症の影響により窮屈な生活に感じる日々が続いていましたが、現在は国の方針として「マスク着用は個人の判断が基本」となり、これまでとは少し違った雰囲気の中で皆様それぞれに充実した春のひと時をお過ごしのことと思います。
堺市ではコロナ禍において市民の皆様の命と健康を守るため、迅速なワクチン接種や医療体制の確保等に力を尽くしながらも、市内の各地域の魅力を存分に発揮するための取組を積極的に進めてきました。今月号の表紙は「屋根のないミュージアム」として、紙面では堺市内の魅力的なスポットをご紹介しています。
特に、世界遺産である「百舌鳥古墳群」が広がる大仙公園エリアでは、人類の宝である貴重な古墳を大切に守りながら、市内外から訪れた方をお迎えするための「百舌鳥古墳群ビジターセンター」や飲食施設等もオープンしています。これからも多くの皆様が訪れ、満喫していただけるように更に魅力を高めます。他にも、中世の時代に繁栄を極めた環濠エリアをはじめ市内のスポットを周遊され、堺の素晴らしさを再発見してくださいますと幸いです。
4月は入学や転勤、異動が多い季節でもあり、環境の変化に不安を感じる方もおられると思います。堺市では市民の皆様に安心して健康に暮らしていただけるように体制を整えています。紙面には様々な分野にわたる相談窓口を掲載していますので、お悩みやお困りのことがありましたらどうか遠慮なくご連絡ください。新年度も皆様にとって実り多い一年となりますことを心より願っています。
堺市長　永藤　英機