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堺の歴史発見記

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大阪府堺市

■4 市役所庁舎の変遷
皆さんが利用する「堺市役所」。現在の市役所の庁舎が何代目の建物かご存じでしょうか。今から135年前の明治22(1889)年4月、堺市甲斐町東一丁(当時の開口神社境内)に初代の堺市役所がおかれました。3年後の明治25(1892)年、堺市車之町東一丁に市役所が新築・移転し、2代目の市役所庁舎ができます。木造2階建ての建物でした。
昭和9(1934)年の室戸台風で2代目庁舎が被害を受けたことなどから、再度の移転が議論され、昭和19(1944)年に南瓦町(現在の市役所の場所)に3代目の市役所が新築・移転しました。写真の模型は、庁舎建設の計画のため、昭和13(1938)年に作られたものです。実際の庁舎は完成が太平洋戦争中だったため、爆撃をさける目的で壁の一部が黒く塗られていました。3代目市役所庁舎は増改築を繰り返し、平成16(2004)年まで使われました。
現在の市役所庁舎は4代目です。高層館が平成3(1991)年、本館が平成16(2004)年に完成しました。
2代目市役所庁舎の写真や、3代目庁舎の模型は、堺市博物館企画展「堺のくらしと風景」(1月6日~3月10日開催)で見ることができます。

問合せ:学芸課
【電話】245-6201
【FAX】245-6263

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