最近は賃貸住宅の入居時の契約で、家賃債務保証業者との契約を求められることが多くなっています。これは家賃を滞納した時に、保証業者が未払い分を家主に立て替え払いし、借主に請求するものです。また、家賃だけでなく退去時の原状回復費用の立て替え払いも契約内容に含まれている場合があります。その結果、意図せぬ立て替え払いが発生し、トラブルになっているケースがあります。
◆相談例
退去時に家主から壁の傷の修繕費を請求された。
入居時からあったものだと主張していると、今度は家賃債務保証業者から修繕費を請求された。
いつの間にか保証業者が立て替え払いをしたようだ。
◆アドバイス
✔賃貸借契約書だけでなく、家賃債務保証委託の契約書の内容も確認する
✔契約書類は大切に保管しておく
✔貸主と原状回復費用でトラブルになった時は、早めに消費生活センターに相談する
保証業者の請求を放置すると、クレジットカードが使えなくなるなどの不利益が生じることがあります。ご注意ください。
問合せ:消費生活センター
【電話】221-7146
【FAX】221-2796
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