市では、同じ中学校区内の小中学校を1つのチームとして考える学校群の取組を令和7年4月から実施します。今回は、モデル事業として先行実施している学校群の取組の一部を紹介します。
※学校群について詳しくは、広報紙P.8のQRコードからご覧ください。
■合同防災授業(赤坂台学校群)新檜尾台小学校の「地域と共に行う防災教育」の取組を学校群で共有し、防災・減災をテーマにしたカリキュラムの作成や合同防災授業を実施しました。当日は、消火器訓練や防災ディスカッション、毛布運搬、心肺蘇生(そせい)などを行いました。
◇小学生の声(新檜尾台小学校児童・赤坂台小学校児童)
防災授業を通して、自分たちにできることは何かを他校生・中学生と一緒に考える良い機会となりました。また、中学生と接する機会ができて、中学に進学するのが楽しみになりました。
◇中学生の声(赤坂台中学校生徒)
防災ディスカッションでは、1つの目的に対して、皆で解決しようと主体的に考えることができ、楽しい授業になりました。小学生と接する貴重な機会になっています。
■合同進路説明会(五箇荘学校群)
学校群内の小学校3校の6年生保護者を対象に小・中学校の教職員が協働して実施しました。
説明会では、中学校入学前から中学生活のことや高校入試制度などに関する情報をお伝えしました。
◇教職員の声(五箇荘中学校校長)
学校群の仕組みによって、これまでの小・中学校間や小学校同士の連携をより深めることができ、子どもたちに必要な力を育むための教育活動の選択肢が広がりました。
◇保護者の声
先の見通しをもってから中学校に入学する方が入学してからのギャップが少なく、進学も安心です。
年々変わる高校入試や授業料無償化制度の紹介もあり、良かったです。
問合せ:学校改革推進室
【電話】248-7011
【FAX】228-7890
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