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新年あいさつ

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大阪府堺市

■堺市長 永藤英機
あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、清々しい年の始まりを健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年は戦後80年を迎えます。現在私たちが享受している平和と豊かさは、多くの戦没者の犠牲と先人の弛まぬ努力の上に築かれていることを胸に刻み、戦争の悲惨さと平和の尊さを先の世代に語り継がなくてはなりません。
そして、阪神・淡路大震災から30年が経ちます。昨年8月には南海トラフ地震臨時情報が初めて発表され、本市としても備えの再確認や避難準備を呼び掛けました。災害から皆様を守り、安全・安心の暮らしをお支えするために引き続き力を尽くします。
昨年は「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産登録5周年を迎え、世界三大墳墓をテーマとした「古墳サミット」を開催しました。また、「鉄炮鍛冶屋敷」を新たに開設し、古代の古墳築造から中世の鉄砲生産、現代の堺刃物や自転車の製造等にも結びつく堺の類いまれな歴史文化のストーリー発信がこれまで以上に強化されました。
本年4月には「大阪・関西万博」が開幕します。国内外から多くの方が大阪を訪れる好機に、堺の魅力を活かした情報発信や市内誘客に注力します。さらに、次の時代の堺を担う子どもたちが世界を身近に感じ、多様な価値観や広い視野を養うことにつなげます。
今年は市政運営の大方針である「堺市基本計画2025」の最終年度です。都市像に「未来を創るイノベーティブ都市」を掲げ、堺が有する魅力や可能性を最大限に活かすべく取組を進めています。市民の皆様がこれからも堺で安心して暮らし続けることができ、将来にも夢と希望が持てる都市であるために積極的に挑戦し続けますので、皆様には一層のお力添えをいただけますと幸いです。
結びに、本年が皆様にとりまして幸多き一年となりますよう心より祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

■堺市議会議長 田渕和夫
市民の皆様、新年おめでとうございます。
年頭にあたり、市議会を代表して、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、元日に能登半島を震源とする大規模地震が発生し、9月には復興途上の被災地を記録的な豪雨が襲う「二重被災」に見舞われました。また、8月に気象庁から南海トラフ地震臨時情報が発表された際は、多くの方が不安を感じられたことと思います。今後も予測が困難な災害に備え、防災・減災対策の更なる充実・強化が必要不可欠です。
さらに、昨年は「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産登録5周年を迎え、11月に開催された古墳サミットでは、世界三大墳墓の魅力をテーマに百舌鳥・古市古墳群の価値と魅力が広く発信されました。引き続き、本年4月から開催される大阪・関西万博をはじめ、あらゆる機会を通じて堺の類いまれな歴史や文化の魅力を国内外に発信し、堺の成長・発展につなげていくことが重要と考えています。
本年も、長引く物価高騰や人口減少・高齢化に加え、激甚化・頻発化する自然災害など、本市を取り巻く環境がより厳しさを増す中、めまぐるしく変化する社会情勢を的確に捉えながら、将来にわたって持続可能な都市経営を推進することが求められています。
堺市議会におきましては、昨年から導入しました電子採決や初の試みとなった区役所での議会報告会など、市民に身近で「開かれた議会」と「円滑な議会運営」に向けて取組を進めてまいりました。
今後も、更なる議会改革を推進し、市民の皆様が身近に感じられる議会運営に全力を尽くしてまいります。
結びに、本年が皆様にとりまして、ご健勝で幸多き一年となりますよう心より祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

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