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西区に伝わる堺の伝統産業 浪華本染め(注染)・和晒

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大阪府堺市西区

●注染(ちゅうせん)・和晒(わざらし)の歴史と特長
江戸時代、大和川流域は木綿の大生産地であり、その南を流れる水量豊かな石津川沿いで和晒の産業が興りました。この和晒と注染という染めの技法がマッチし、手ぬぐいや浴衣などの染色業が石津川沿いの西区津久野地域や中区毛穴地域で発展し、今に至っています。
注染とは、生地の上に染料を注いで着色する技法です。生地の両面を染色するため、糸の芯まで染まり、表も裏も同じ柄が同じ色合いで出るのが特長です。令和元年に経済産業大臣から「浪華本染め」として国の伝統的工芸品に指定されました。
和晒は、綿布から不純物を取り除いて漂白した生地です。
和晒生地を使った注染製品は、柔らかく吸水性に優れ、肌に優しいと好評です。

◆注染・和晒展示会
染の工程や鮮やかな色合いと自然なぼかしで染められた手ぬぐいなどを展示します。美しい注染と伝統技法にふれてみませんか。
7月9~12日 9~21時(12日は16時まで)
西区役所1階玄関ホール

▽販売会
7月11・12日 10~16時
注染・和晒製品を毎日の生活に取り入れてみませんか。

▽実演見学会
7月12日 11時と13時30分
注染職人による糊置き・土手引き・注ぎ染めを見学できます。
職人技をぜひ間近でご覧ください。
時間が変更になる場合があります。

《西区の注染職人》
北山染工場 北山雅啓さん
国の伝統工芸士(経済産業大臣認定)
伝統工芸への熱い思いのある若い方に技術を伝えていきたいと語ってくださいました。
インタビューの詳しい内容はこちら(本紙1ページにQRコードを掲載しています)

※詳しくは本紙1ページをご覧ください。

問合せ:西区役所政策推進室
【電話】275-1926
【FAX】275-1915

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