日本人の平均寿命(令和4年時点)は、女性は87.09年、男性は81.05年となっており、近い将来、国民の半数以上の寿命が100歳を超える「人生100年時代」が到来すると言われています。
現在の「人生80年時代」から「人生100年時代」への変化は、単純に寿命が延びるだけではなく、余暇時間の増加や、働き方、資産運用などに変化が生じ、今までのイメージをもってライフプランを考えていくのは難しいと言えます。
▽人生80年時代から人生100年時代への変化
例:人生のステージを教育・仕事・老後と期間を大まかに分けて考えた場合のイメージ
■健康の鍵は「新たな交流」と「新たな活動の場」
現在、健康上の問題で日常生活に制限が生じる期間が9年~12年程度あると言われていますが、食事や運動だけでなく、さまざまな活動を通じて新しい経験や交流をすることによって、心身ともにいきいきと生活することができると言われています。
市では、定年後の充実した生活のために、「新たな交流」の場としてのイベント開催や、「新たな活動の場」に関する情報を提供しています。
▽健康寿命と平均寿命(令和元年時点)
令和5年版高齢者社会白書より抜粋
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