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自治体の皆さまへ

マンションのみんなで取り組む マンションde防災(1)

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大阪府大阪市中央区 クリエイティブ・コモンズ

ご存知ですか?中央区民の約93%がマンションなどの共同住宅にお住まいです

木造家屋と比較して地震による建物の損壊が少ないといわれるマンション。
しっかり備えをすればプライバシーが確保される「在宅避難」が可能です。しかし!!マンションならではの課題もあります。

◆地震発生!!マンションではこんな事が…
◇エレベーターの停止
「閉じ込められたらと考えると不安だわ、もしもの時はどうなるのか確認しておかないと…」
・閉じ込められてもすぐに救出されるとは限りません
・エレベーター停止の間は、自宅まで階段を上り下りすることになり大変です

◇受水槽・高架水槽の破損
「断水に備えて水の備蓄をしておかないといけないけど、どれくらい備蓄すればいいの…」
・断水すると手洗いや調理など、生活が著しく不便になります
・すぐに補修されるとは限りません

◇下水管・排水管の破損
「地震直後は排水を流さないなど、いろいろマンション内でルールを決めておく必要があるなぁ…」
・排水管が破損している時にシンクやトイレから汚水を流すと下の階で汚水があふれ出す被害が発生することもあります

ステップ1:まずは『家庭での備え〔自助〕』が基本です→(本紙8面へ)
ステップ2:そして『マンション全体での備え』が必要です!
災害時でも安心して生活できるように、マンションにお住まいの皆さん同士で協力できる必要なルールを決めておきましょう!日頃から顔と顔が見える関係づくりも大切です。
例)・マンション内での安否確認・発災後の設備利用確認・救援物資等の情報共有など

◆そこで!!始めましょう!マンションde防災
◇中央区防災出前講座のご案内
中央区では区役所職員が出向いて、マンション防災対策の説明や防災出前講座の実施、訓練実施の支援などを行っています。
「防災講座を実施してほしい」「どんな訓練ができるのか相談したい」「防災マニュアル作成の相談をしたい」など、お気軽にご相談ください。もちろん無料です!

講座では携帯トイレの使い方の説明や非常用食料などの災害用備蓄物資の紹介なども行っています。
出前講座の内容(例)
(1)想定される災害と被害
(2)発災時に取るべき行動
(3)ご家庭での備え
(4)マンション内での取組
(5)他のマンションでの取組紹介など
※内容はご希望に応じてアレンジします

◇The Kitahama管理組合さんの取組
マンション防災について意識が向上しています
コロナ禍で中断していた消防・防災訓練を再開する中で、マンション防災講座を利用しました。
参加者からは、マンション防災について意識が向上したとのお声をいただいています。
今後より一層、防火・防災活動のレベルアップと周知に努めていきたいと存じます。
(The Kitahama管理組合 防災委員会・浦井さん)

多くのお問い合わせやご相談をいただいています。さぁ!あなたのマンションでも!!

お問合せご相談は:市民協働課(市民協働)5階51番
【電話】06-6267-9843【FAX】06-6264-8283【メール】te0002@city.osaka.lg.jp

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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