■区内の小中学校のSDGsや多文化共生などをテーマにした未来への取り組み
中央区では、「ゆめちゅうおうEXPO」と銘打って、区と小中学校をはじめ地域・商店会・企業等の皆さんとともに、万博開催を盛りあげていきます。
2025年に開催される大阪・関西万博はSDGsを2030年までに達成するためのプラットフォームです。
区内の小中学校でも、SDGsや多文化共生などをテーマによりよい未来をつくっていけるよう様々な学習に取り組んでいます。また中央区役所から区内市立小中学校の全児童生徒に、学校生活で活用できるよう「こんなに、ちかいで!大阪・関西万博」のクリアファイルをお届けしています!
今回の特集では、こうした学習の様子をご紹介します。ぜひ子ども達の未来にエールを送ってください!
◇玉造(たまつくり)小学校
4年生では、SDGsの11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」を柱に、「玉造防災マップをつくろう」という学習に取り組んでいます。自分たちの住む玉造の町の危険や、災害時に役立つ場所やものについて調べ、防災マップを作って、これから発信していきます。
◇南大江(みなみおおえ)小学校
本校では関西学院千里国際中等部・高等部と協力してウガンダの難民支援を行っており、去る7月4日には出前授業を行っていただきました。ここで学んだことをもとに、難民支援を訴えるポスターを制作。(株)ファーストリテイリングが主催するSDGsのコンテストでも入賞した取り組みです。
◇中大江(なかおおえ)小学校
大阪・関西万博に込められたテーマや、未来へ込められた願いについて、過去に日本で行われた万博を取り上げながら深く考える学習を行いました。世界的な大イベントである大阪・関西万博をぐっと身近に感じることができました!
◇高津(こうづ)小学校
高津小学校は黒門市場や国立文楽劇場のすぐ近くに位置し、地域の歴史や伝統に触れられるよさを活かしながら系統的に地域学習を進めています。5年生の終わりから6年生にかけての文楽学習は、本校の特色ある取り組みとして、25年続いています。
◇南(みなみ)小学校
平和学習を通して、戦争の悲惨さ、平和の大切さについて学び、二度と戦争が起きてはいけないという思いを強くもちました。修学旅行で広島に行き、被爆された方の話や全学年で折った千羽鶴を捧げ、平和の大切さを考えることができました。
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