ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、冬季に多く発生します。
また今年度は、大阪市内でO-157発生数も増加しています。
子どもやお年寄りの方は重症化することがありますので、特にご注意ください。
◆ノロウイルスの特徴
潜伏期間:24~48時間
症状:吐き気、おう吐、腹痛、下痢など
※感染すると、ふん便やおう吐物中に大量のウイルスが排出される。
◆どこから感染するの?
・ノロウイルスが付いた手で、口や目に触れる
・ウイルスが蓄積した加熱不十分なカキ等の二枚貝を食べる
・感染した人が調理等をして汚染された食品を食べる
◆予防のポイント
◇汚れが残りやすいところを意識しながら、石鹸と流水で手を洗う
手洗いのタイミングは、外から帰った時・トイレの後やオムツの交換の後・調理の前・食事の前です。
◇嘔吐物や便の片づけの際は使い捨てのマスクや手袋を着用し、消毒する
消毒液は、市販の漂白剤(塩素系消毒液)を使用し、素早く消毒を行いましょう。
感染力が強いので、症状が治まってからも10日~1か月は便からの感染に注意しましょう。
◇食品を十分に加熱し、調理器具を消毒する
とくにカキなどは十分に加熱(中心部が85~90度で90秒以上)して食べましょう。
お肉を切る包丁やまな板は、他の食材と共有せず専用にし、漂白剤で消毒しましょう。
問合せ:区保健福祉課(地域保健活動) 窓口31番
【電話】06-6682-9968
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