夢・キタ・ひと(15)

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◆ECC国際外語専門学校国際キャリア学科3年生　稲葉由菜さん
◇あなたの夢は?
・ホスピタリティの最高峰をめざしたい
地図を見ている人に声を掛け、目的地まで案内する「梅田まち案内エスコート」など、数多くのボランティア活動に参加している稲葉さんは、ECC国際外語専門学校国際キャリア学科海外インターンシップコースホテル専攻の3年生。笑顔と明るさが魅力です。
八尾市出身で、中学時代、英語の先生の「英語を話せると世界が広がるよ」という言葉をきっかけに本格的に英語の勉強を始めました。海外から訪れる人と接する機会が多く、サービスやホスピタリティを極めることができるホテル業界をめざして勉強しています。
初めてのボランティアは高2の時。「大阪城トライアスロン2019」のゴールテープ係でした。終わった後の達成感に感動し、同じ年の大阪マラソンでは語学ボランティアにも挑戦。ECCに入学後は先生や学生らに呼び掛け、生活困窮者やひとり親家庭に食品や物資を提供する「フードドライブ活動」を立ち上げます。学校がある中崎町エリアの冬の恒例イベント「中崎町キャンドルナイト」の司会にも自ら手を挙げました。「この街の魅力は何といっても地域の皆さんの温かさです。街を良くしようと活動されているのを見て、私もそこに混ざりたいなって思いました」
地域の活動やボランティアは仕事にも通じるものがあると稲葉さんは感じています。「相手の方が喜んでくださると、私も幸せな気持になります。私が関わる全ての人に笑顔に、幸せになってもらいたい。そのためにも、もっと自分を高めていきたいです」。来春の卒業後はホテルに就職することが決まりました。今日も笑顔いっぱいで夢に向かって進んでいます。

◇北区の魅力は?
人の温かさ