令和5年度に20歳を迎える皆さんを祝う「北区はたちのつどい」が1月7日(日)に、北区民センターで開催されます。
出席する5人が「北区はたちのつどい」実行委員会の森田謙委員長、前田昌則北区長と生まれ育った北区や、将来などについて語り合いました。
◇「北区の思い出」
生まれ育った北区。心に残る思い出を語ってくれました。
「子どもの頃、よく遊んでいた本庄川崎公園のジャングルジムがなくなりました。少し淋しい気も」(大塚遼平さん)
「何といっても天神祭です。小学生の時には連続で傘踊りに出ましたし、花火も家から見えます」(宗川弥生さん)
「さつき保育園の鼓笛隊で参加した北区民カーニバル。あれだけ盛り上がるのはすごいと思います」(佐藤豪大さん)
「キッズプラザ大阪には毎年家族や友だちと行きました。だんだん遊具を小さく感じるようになり、悲しかった」(小山麻衣さん)
「お初天神のお祭りで、獅子になって北新地や大阪駅など繁華街を練り歩いたことが忘れられません」(寺本蓮さん)
◇コロナで翻弄された高校時代
学生生活においてコロナ禍の影響が大きかった世代です。「新型コロナウイルスの流行が始まったのが高1の冬。高2の新学期からは学校に行くことができず、自宅学習になりました。修学旅行などの課外授業が行われず、思い出を作ることができなかった」と語ったのは小山さん。
また、佐藤さんは「話すことが好きだけど、コロナ禍で友だちと感じられる人が少なくなったように思います。少なくてもいいから打ち解けられる人が欲しい」と話します。コロナ禍でイベントが減り、人のつながりが希薄になった影響がうかがえます。
一方、「オンライン授業でZoomを日常的に使うように。効率化が進んだり暮らしやすくなった面もあるのでは」と宗川さんはコロナ禍をプラスにも捉えています。この3年間で世の中はこれほど進んだのだからこの先、世の中はもっと進化するのでは、という声も聞かれました。
◇将来の夢は?
宗川さんは将来、古着屋を経営したいとアルバイトをしながら勉強中。夢に向け、オンラインで販売を始めています。看護師をめざす小山さんは、全ての方に健康でいてもらえるようにするにはどうすればいいか、考えています。寺本さんはAIなどのテクノロジーを使って、少ない労働人口でも高齢者を支えられるようになれば、と先端技術の進化に期待を寄せました。
◇20歳を迎える皆さんへ
「北区はたちのつどい」実行委員会委員長 森田 謙
多感な時期をコロナ禍で失ったことは大きい。当たり前が当たり前でないことを経験したからこそ、思い立ったら吉日でやりたいと思ったことはすぐやってほしい。考えるより行動を、後悔が少ない人生を送ってほしいですね。
北区長 前田昌則
これから日本は世界に類を見ない超高齢化社会を迎えます。その時、エンジンをフル回転させるのが皆さんの世代。皆さんがどう生きるかでこれからの日本が決まります。だからこそ夢を持ち、がむしゃらに突き進んでほしい。そこに活路があると信じています。
◆北区はたちのつどい
日時:1月7日(日)
※お住まいの地域(中学校区)により、2回に分けて開催します
・天満・北稜中学校区にお住まいの方…13時~13時45分(受付12時15分)
・大淀・豊崎・新豊崎中学校区にお住まいの方…15時~15時45分(受付14時15分)
場所:北区民センター(北区役所隣)
対象:平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれの方
内容:式典、抽選会(手話通訳あり)
※会場の都合により入場は、対象者の方のみ
※自動車でのご来場は固くお断りします
※最新の開催状況については、北区ホームページをご覧ください
HPはこちら
【HP】https://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000603772.html
問合せ:政策推進課
【電話】06-6313-9743【FAX】06-6362-3821
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