ものづくり企業が中心となり〈医療・工業・福祉の連携〉による地域課題の解決をめざすりびんぐラボ大正・港。メンバーの中心である株式会社木幡計器製作所と兵庫医科大学は、呼吸筋力測定研究を令和3年8月から令和5年3月まで行ってきました。最終的に1,224名、大正区では945名のデータが集まり、現在、研究成果の論文化を進めています。
呼吸筋力とは吸う力、吐く力のことで、喘息、肺がん、シーオーピーディー(別名たばこ病)、心不全などのリハビリの時の指標として用いられています。
日頃から手足の筋力と同様、呼吸筋力を鍛えることで誤嚥性肺炎や認知症の予防だけでなく、更年期症状の緩和にも効果があるといわれています。日本の健康寿命延伸につながる呼吸筋力の年代別基準値を作成し、大正区ものづくり企業から発信出来るように頑張っています。
誤嚥性肺炎予防についてのセミナー(令和5年4月大正区老人福祉センター)
※写真は本紙をごらんください。
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