●津波浸水区域外への歩行避難訓練を実施しました
南海トラフ巨大地震が発生した場合、大正区には117分で津波が到達し、最大で5メートルの高さまで浸水する恐れがあります。
津波警報や津波注意報が発表された場合は、速やかに津波避難ビルなどの丈夫な建物の3階以上に避難し、命を守る行動をとることが大切です。
3月17日(日)、あいにくの雨天となりましたが、三軒家東地域防災リーダーの皆さんと歩行避難訓練を実施しました。今回の訓練は 津波警報や津波注意報の解除後に浸水被害のない区域への2次避難が必要になった と想定し、車いすで移動した場合の避難ルート上にある段差などの危険箇所や、公衆トイレや店舗など利用可能な施設の場所を確認しながら、阿倍野区まで約7キロのルートを2時間半で移動しました。
参加者からは、ルートの選定や要配慮者の移動手段等の課題に気付くことができたとのご意見を頂き、今回のように、地域自主防災組織の皆さんとの訓練を通じて、2次避難など災害発生時のイメージを共有することの大切さを改めて感じました。
大正区役所では、津波避難ビルの拡充など「公助」の充実に努めるとともに、引き続き地域自主防災組織や関係機関と連携し、「自助」「共助」の推進に取り組んでまいります。
問合せ:防災防犯4階41番
【電話】06-4394-9958
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