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大正区長・古川吉隆
●2025年1月6日(月)大正区地域福祉ビジョンのご意見募集
大正区地域福祉ビジョンバージョン3 策定に向け、1月6日からパブリックコメントを開始しました。現行版(バージョン2.1)を全面改訂することとし、新ビジョンの骨格について大正区地域福祉推進会議(委員長 鈴木大介・大阪成蹊短期大学准教授)において審議を重ねていただきました。そのご意見をしっかりと盛り込んだ改訂版(バージョン3)の原案が成りましたので、大正区民の皆さまにお示しします。
地域福祉の担い手は市民です。SDGsの理念にもある 誰一人取り残さない 社会の実現に向け、地域福祉はみんなで作り上げていく必要があります。もちろん、法令等に基づき市・大正区も給付や相談事業という形で支援を行いますが、役所の予算やマンパワーには限りがあり、実際の担い手は社会福祉協議会や社会福祉法人であったり、地域の見守り活動だったりするわけです。ビジョン見直しに当たっては、先に策定した 大正区将来ビジョン2025 と歩調を合わせ、大正区民・団体・事業者・区役所の役割分担のもとで施策を推進することとしています。
大正区は福祉活動や子育てをする環境に恵まれたまちだと、大正区長として実感しています。
人と人とが顔の見える関係を築いておられ、優しいお節介 をしてあげる気運がまちにあふれています。その上で、高齢者や障がいがある方などの 日頃の見守り活動 のため、大正区社協の 見守り相談室 や各地域の 見守り推進員 の存在が安心感を高めてくれています。
こうした地域の仕組みを知るためにも、ぜひ 大正区地域福祉ビジョン を手に取っていただき、率直なご意見をお寄せください。完成版は3月末に公表予定です。誰もが住み慣れた地域で、自分らしく、安心して暮らせる大正区となるよう、引き続き取り組んでまいります。
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