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令和5年度 第1回、区政、会議を開催しました

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大阪府大阪市天王寺区 クリエイティブ・コモンズ

令和5年8月3日に、区政、会議を開催しました。区政、会議では、地域団体から推薦された委員と公募の委員の皆さんから、区政運営や区の事業についてご意見をいただき、区政を評価していただいています。令和4年度の1年間の取組みの概要について、区長から説明した後、分野ごとに4つの班に分かれてご意見をいただきました。
いただいたご意見を参考に、今後の事業の改善に努めてまいります。

■子育て・教育班
区役所の課題認識:児童虐待防止への区民意識の向上
▽ご意見の一部(要約しています)
・心配な世帯の状況を知ったときに通報するシステムが浸透していない。相談できるチャットボットが良いのではないか。
・専門員による相談窓口について、もっと周知してもらいたい。子どもの年齢層により、連携先を明確にすべき。
▽ご意見に対する見解、今後の対応
・子育てをする中でSOSを出せない場合、いろいろな事が積み重なることで限界を迎え、結果的に虐待をしてしまうことがあります。重大な虐待の発生を未然に防止するためには、行政の子育て支援施策と併せて、隣近所のかたがたの「気づき」をきっかけとした行政機関等への連絡が非常に重要です。他区や他の自治体の事例も調査しながら、意識の向上を図る取組みについて検討していきます。

■地域社会づくり班
区役所の課題認識:災害時の在宅避難のための家具固定と生活必需品や水・食料品のローリングストックの普及啓発
▽ご意見の一部(要約しています)
・災害時のトイレは重要な課題であり、防災トイレ(凝固剤の備蓄)の準備について、区民モニターのアンケート項目に入れるのはどうか。
・広報紙の防災特集記事に、関連動画に繋がる二次元コードを掲載してはどうか。
・カセットコンロでお湯を沸かしカップラーメンを食べたり、遠足でリュックサックを使った後に災害時用準備品をセットするなど、日常の延長から防災を考えるように発信するのはどうか。
▽ご意見に対する見解、今後の対応
・区民モニターのアンケート項目の追加等を検討します。
・広報紙記事への二次元コードの追加等、より分かりやすい啓発に努めます。
・災害への備えは日常の延長でできるという考えかたを伝え、また、災害時の状況をより具体的にイメージできるような伝えかたの工夫をしてまいります。

■地域福祉・健康班
区役所の課題認:識天王寺区地域福祉ビジョンの改訂
▽ご意見の一部(要約しています)
・必要とされるかたに情報が行き届いていないのではないかという意見から、広報紙が全戸配市に切り替わった。また高齢者の見守りについて、地域福祉コーディネーターを立ち上げてくれる等、区政、会議での意見が取り入れられている。
・ヤングケアラーについて、子どもを取り巻く環境について「気付きが重要」とのことだが、昔と比べ周りに対し無関心なかたが多く、そういった実状に目を向けようとしないことが要因の一つだと思う。
▽ご意見に対する見解、今後の対応
・区政、会議委員からいただいたご意見をもとに協議・検討を重ね、実現に至りました。今後もいただいたご意見を、区政や地域福社事業へ反映するよう検討してまいります。
・ヤングケアラーの発見には関係機関や学校園、地域とも連携しながら、啓発・周知をはじめ、支援を必要としている児童等を福祉につなげていきます。

■情報発信班
区役所の課題認識:万博機運盛り上げとSDGSの推進について
▽ご意見の一部(要約しています)
・市民感覚ではSDGについてよく分からないかたも多いのではないかと感じる。
・区制100周年、大阪・関西万博機運盛り上げにかかる絵画・ポスター・キャッチコピーコンクールの優秀作品はタイムカプセルに保存する等してはどうか。
・区制100周年、大阪・関西万博に関して、企業のメリットも考慮しながら地元ゆかりの企業、店舗との協力事業を考えてみてはどうか。
▽ご意見に対する見解、今後の対応
・広く区民のかたがSDGsの基本的なことを理解していただけるよう情報発信に努めてまいります。
・絵画・ポスター・キャッチコピーコンクールの優秀作品は、区のホームページ上でデジタル作品展を行うほか、区内各所で巡回作品展を実施します。
・区制100周年、大阪・関西万博を盛り上げるため、さらなる連携を検討してまいります。

問合せ:事業戦略室
【電話】06-6774-9910

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