第101回 健康づくりNAVI

15／16

■骨粗しょう症を予防しよう
骨粗しょう症とは、骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。高齢になるほどかかる人が増え、特に女性は、閉経により骨を守っていた女性ホルモンが急激に減少するため、患者数が男性の3倍多く、60代では約5人に1人、70代では約3人に1人の女性が骨粗しょう症と言われています。高齢の場合、骨折をきっかけに寝たきりの状態になる人が少なくありません。健康寿命を伸ばすために、骨の健康を意識した生活習慣が大切です。

▽毎日コツコツ!骨を強くする生活習慣
・食生活
乳製品はカルシウムを多く含むので積極的に摂りましょう。ビタミンDや、ビタミンK、たんぱく質の摂取も必要です。
・運動
刺激が加わるとより強い骨になるので、ウォーキングやジョギングが効果的と言われています。

▽骨粗しょう症検診
大阪市では18歳以上の市民のかたを対象に、無料で骨粗しょう症検診を行っています。超音波でかかとの骨量を測定する簡単な検査です。
骨粗しょう症には様々な治療薬があります。気になるかたはかかりつけ医に相談してみましょう。

問合せ：
健康相談…保健福祉課地域保健活動【電話】06-6774-9968
検診予約…保健福祉課健康推進【電話】06-6774-9882