■良い眠りで心も身体も健康に
◇睡眠と健康
十分な睡眠による休養は心身の健康に欠かせません。慢性的な睡眠不足から、意欲や注意力の低下、抑うつ、倦怠感等が起こり、作業効率の低下やミスにつながります。またホルモン分泌や自律神経の機能にも影響し、高血圧や糖尿病等の生活習慣病を引き起こす原因にもなります。
◇良い眠りとは?
何時間眠ればいいかは年齢差があり小学生は9~12時間、中学、高校生は8~10時間、成人で6時間以上がお勧めです。ただし高齢者では寝床で過ごす時間が8時間以上にならないようにしてください。個人差もありますので、ほぼ同じ時刻にすっきり目が覚め、日中の眠気で困らない程度の自然な睡眠が1番です。
◇良い眠りのためのヒント
・毎日同じ時間に起きて、日光を浴びる。
・日中は適度な運動をするなど、活動的に過ごす。
・昼寝はなるべく控え、もしする時は、午後3時までに30分以内にする。
・お酒は眠りが浅くなったり、途中で目が覚める等、睡眠の質を下げるので控えめにする。
・寝る前にパソコンやスマートフォンの画面を長時間見ないようにする。
◇眠れない、その苦しみをかかえずに
なかなか寝付けない、何度も目が覚める、ぐっすり眠った感じがしないなど眠れない状態が続いていると辛く、孤独を感じるものです。眠れない他にも、気分が重い、物事への関心がわかない、好きだったことが楽しめない、といったことが続く場合はうつ病の可能性もあります。
ひとりで悩まずにかかりつけ医や、精神科、心療内科等の専門家に相談しましょう。保健福祉センターでは精神科医師と精神保健福祉相談員による相談を行っています。お気軽にご相談ください。
問合せ:保健福祉課(地域保健活動)
【電話】06-6774-9968
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