■常磐会学園大学と近隣小学校・幼稚園の交流会
常磐会学園大学は区内にある唯一の大学です。平成20年に同大学を経営する学校法人常盤会学園は平野区役所と連携協定を結び、今年10年目を迎える「こども英語スピーチコンテスト」をはじめ、様々な分野でご協力を頂いております。
令和7年4月には、「大阪常磐会大学」に名称変更することを機に、特別支援学校教諭免許状取得課程を設けるとのことであり、心理・発達支援や特別支援教育を専門とする複数の先生方を招き、教育課程の充実を進められております。
あわせて地域貢献の一環として、法人内に「発達相談支援センター(仮称)」が開設される予定であり、平野区内学校園からの、支援を要する児童への対応などの相談に応じる体制づくりも進められています。ニーズ量の予測が難しいことから、今回、大学と近隣の小学校・幼稚園との交流会を開催する運びになりました。
少子化の影響で、平野区でもこどもの数は減少しています。しかし、支援を要するこどもの数は増加傾向にあり、また、さまざまな要因から不登校になるこどもも増え続けています。
会議には、常磐会学園大学から大森学長、清水教授をはじめ、国際こども教育学部の先生方が参加。少人数のグループ形式で、小学校や幼稚園の先生方から、教育現場の現状と課題が報告され、最新の学術研究を踏まえた対応方法などを紹介いただきました。予定の時間が終了しても、ご意見をお伺いしたいことが多く、時間を延長して意見交換が続けられました。
このような機会をご提供いただきました常磐会学園大学の皆様、ありがとうございました。
問合せ:政策推進課(教育)23番窓口
【電話】4302-9903
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