区長新年あいさつ

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東住吉区長　塩屋幸男

謹んで新年のお慶びを申しあげますとともに、旧年中に賜りましたご支援、ご協力に心より御礼申しあげます。
ある程度コロナ禍が落ち着いた状況となり、「ポストコロナ」時代と言ってよさそうな状況になりました。国際社会における深刻な危機感は継続・拡大しており、世界的なインフレや為替変動による日々の生活への影響は引き続き切実に実感されていますが、一方で、我が国にとって新たな成長路線にのっていくチャンスが到来しているようにも思われます。
地域コミュニティにおいても防災や福祉等への取組を再び活発化いただいており、私たちの地域社会が持つ真の健全さと強靭さとをあらためて実感しています。乗り越えてきた過去4年間の苦境と危機をチャンスに変えるべく、今年はこの底力を一層力強く発揮していく年にしていかなければならないと思います。昨春のWBC日本代表チーム大谷選手による「憧れを捨てて勝ちにいこう」とのエールに象徴される、魂のこもった逞しさ、強靭な生き抜く力に、社会全体で続いて行きたいと思います。
新しい年を迎え、1月8日には二十歳になられた方々をお祝いする「成人の日記念のつどい」が開催されます。16歳からの4年間をコロナ禍の困難な状況の中で頑張ってきた二十歳の若者を温かく激励を込めて祝福しようとご準備いただいている関係者の皆様に深く感謝するとともに、二十歳という人生の大きな節目を迎えられた皆様を心から祝福しご多幸をお祈りいたします。
2025年4月の大阪・関西万博も開幕まで1年3か月余となりました。本年も、地球温暖化・自然環境破壊の歯止めに留意し、国際関係や世界経済情勢の影響にしっかり対応しながら、一人ひとりが「幸福」(Well-Being)を最大化するために叡智を働かせていかなければなりません。東住吉区は、人と人との関係性を豊かに育み、人間的な温かみのある地域社会、人を大事にするまちづくりに取り組んでまいります。本年が、区民の皆様一人ひとりにとって、幸多き年となりますよう心からお祈り申しあげ、新年のご挨拶とさせていただきます。