◆被災地支援での気づき
災害への備えと日頃からのコミュニケーション
1月1日に発生した能登半島地震では東住吉区役所の職員も支援業務に従事しました。避難所内の見回り、清掃、炊き出しの配食、支援物資の運搬など、避難所運営に関わる業務や公衆衛生チームとしての活動に従事する中で、改めて「自助」「共助」の必要性を実感しました。
◇従事した職員の声
・いざという時に備えて、普段から1週間分の食料を蓄えてください。トイレの凝固剤やごみ袋も必要です。
・避難されている方が自ら進んで避難所の運営をされていました。中学生や高校生も大人に混ざって運営のお手伝いをしてくれて本当に温かい気持ちになりました。
・避難所生活では身体を動かすなど健康づくりや高齢の方はフレイル予防を心がけることが大切です。特に持病がある方は、日ごろから通院、服薬して病状を安定させましょう。お薬手帳も避難生活の必須アイテムですね!
災害時には、自分の命を自分で守る自助や、地域の皆さんで助けあう共助により、被害を小さくすることができます。日頃からの備えや隣近所のコミュニケーションを図ることが大切です。
◆令和6年 能登半島地震災害義援金を受け付けています
お預かりした義援金は、日本赤十字社を通じて被災地の市区町村等の自治体へ配付されます。皆さんからのあたたかいご支援をお願いします。
問合せ:区民企画課 5階54番
【電話】06-4399-9734【FAX】06-6629-4564
【HP】https://www.city.osaka.lg.jp/higashisumiyoshi/page/0000616781.html
◆公助の取組も進めています
医療法人橘会と大規模災害時救護所設置に関する協定を締結しました
東住吉区では、医師会、歯科医師会、薬剤師会の協力を得て、震災発生直後の72時間(急性期)に1人でも多くの命を救うことができるよう、東住吉森本病院に医療救護所を設けることとしました。4月30日に設置場所の提供と救護所運営に協力をいただく医療法人橘会と協定を締結しました。
医療救護所では、重篤な負傷者を治療できる環境へ搬送するためのトリアージや、軽傷者への処置を行うこととしており、今後訓練等を通じて災害時の備えを具体化していきます。
歯科医師会 森本会長、医師会 森会長、東住吉区 藤原区長、医療法人橘会 森本理事長、東住吉 森本病院 寺柿院長、薬剤師会 石田会長
問合せ:保健福祉課(健診) 1階13番
【電話】06-4399-9882【FAX】06-6629-1265
大雨の備えについては、本紙6・7面へ
問合せ:総務課 5階53番
【電話】06-4399-9683【FAX】06-6629-4533
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