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自治体の皆さまへ

特集 東淀川区へ、ようこそ!(2)

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大阪府大阪市東淀川区 クリエイティブ・コモンズ

春から東淀川区で新生活を始められた皆さんにも、
長くお住まいの皆さんにも、東淀川区のことをもっと知ってもらいたい!
そこで今回は、東淀川区をよく知る3人の方からその魅力を語っていただきます。

豊新地域活動協議会 会長 川﨑敦弘(かわさきあつひろ)さん
(一社)東淀川工業協会青年経営者会(愛称:ちからこぶし会)会長 西川滋夫(にしかわしげお)さん
東淀川魅力発見プロジェクト 吉永幸善(よしながゆきよし)さん

■どういったきっかけで、現在はどんな活動をされているのですか?
川﨑さん:豊新地域に転居後すぐ町会の班長を経験。その後も子ども会や町会など地域活動に携わる中で、運営体制に多くの課題を感じるように。ちょうど地域活動協議会の立ち上げ時期とも重なり、若手メンバーが主軸となって変革にチャレンジ。よりよい活動のためのノウハウ確立や、もっと自由なアイデアをカタチにできる地域力の強化に努めました。新体制で企画・主催したグルメイベントは大盛況で、地元の福祉施設からもコラボの声がかかるように。現在は、大阪経済大学と連携した不登校児向けのフリースクールや、退職後の男性の居場所づくりなどにも取り組んでいます。

吉永さん:吹田に住んでいた学生時代、隣接する東淀川の魅力を知り、時を経て区内で暮らすように。数年前には、本業であるデザイン事務所を中央区から上新庄駅前に移転し、東淀川で過ごす時間も増えました。当初はお手伝いのつもりで参加した「東淀川魅力発見プロジェクト」は、知れば知るほど奥深い東淀川の魅力を発掘・発信できることが楽しくて、ハマってしまいました(笑)。現在は30代~70代のメンバーとともに、歴史探訪のほか、よりリアルな地元の魅力を届けられるように、まち歩きを軸にしたイベントにも力を入れています。

西川さん:地域に根ざして77周年の古紙回収業(株式会社西川)を営んでいます。創業者である祖父の教え、地域貢献の理念を受け継ぎ、回収した古紙で作るトイレットペーパー「ひがしよどがわろーる」を販売し、売上金の一部をふるさと寄附金に。また、地域活性の一助になればと、交通安全協会や青年会議所などさまざまな地域団体に所属。会長を務める「ちからこぶし会」では、若手から地域を盛り上げていこうと、区内を舞台とした映画を製作し、若手経営者と一緒に出演して地元をPRするなど精力的に活動しています。

■東淀川区の魅力はどんなところだと思いますか?
吉永さん:東西に長い東淀川区は、東、中央、西と各エリアで異なる魅力を味わえるまち。都会でありながらも適度な自然があり、河川敷やサイクリングロードを散歩したり、多彩なジャンルの飲食店を巡ったり。通学や通勤で来られている方が、このまちの魅力を知らないまま去って行かれるのはもったいない限りです。4月の「新歓祭」でもユニークなテーマの街歩き企画を予定していますので、ぜひご参加ください。

西川さん:市内第3位の人口数と、約4,000社もの企業数を誇る東淀川区。(一社)東淀川工業協会の会員数は150社とまだまだ少ないのですが、裏を返せばそれだけ未知の可能性を秘めているともいえます。工業協会の青年部である「ちからこぶし会」を立ち上げて17年目ですが、当初4~5社だった会員数は現在40社と右肩上がりの状況。東淀川の若手経営者たちが地域を盛り上げるバラエティ豊かな活動内容に惹かれて、区外の企業も入会するほどに。市内随一の熱い若手経営者が揃っていると自負していますので、地元企業の力で地域を盛り上げていきたいですね。

川﨑さん:地域活動においても、区民の皆さんの地域愛や結束力を感じる場面が非常に多いです。私自身、区内全ての地域活動協議会をまわってお話を伺いましたが、例えばある地域では「イベントをやろう」となるとすぐに100人程の人員が集まるそうです。恒例行事の「二十歳のつどい」も青少年指導員など地域が主体となって開催するなど、地域思いの方々のパワーを感じます。単身や外国籍の方も多く、多様性にも寛容で新しく来られる方も馴染みやすいと思います。どんな方でも参加できる地域づくりや、今以上に住みやすい街づくりに努めます。

■区民の皆さんへ、メッセージをお願いします
西川さん:梅田まですぐの立地ながら、古き良き下町の風情が感じられる東淀川区は、まさに都会の田舎。「東淀川区民音頭」の歌詞に「仲のよいよい住みよいところ」とあるように、人情あふれる住みやすいまちです。区内の名所や地名が登場する「東淀川区民音頭」は区役所の公式YouTubeでもご覧になれますので、ぜひ一度聴いてみてください。

川﨑さん:例えば、川沿いでは防災対策を強化し、商店街がある地域では地域活性化に尽力、一方、住宅街では高齢者に向けた活動を充実させるなど、各地域の特性に応じた対策に重点を置いています。全地域で共通するのは「皆さんが楽しく安心して暮らせるように」という理念。長くお住まいの方にも、新しく来られる方にも寄り添える地域活動ができればと思います。

吉永さん:忙しい現代人には、「寄り道ができるような余裕ある生活」が必要じゃないかなと思います。余裕がなければ楽しめないことも多いですよね。ここ東淀川は、キタやミナミとはまた違う空気が流れ、喧騒や人混みから離れてマイペースに寄り道を楽しめる、そんなまちです。我々の発信する情報を参考に、ゆっくりとまちの魅力を堪能してほしいですね。

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