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自治体の皆さまへ

若い力(チカラ)が活躍中! 東淀川区をみんなでもっと“えぇまち”に!

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大阪府大阪市東淀川区 クリエイティブ・コモンズ

区内にある大阪経済大学ボランティアクラブでは、多岐に渡る活動の1つとして、地域と連携し、地域活性化につながるボランティアもされています。
区内で頑張る若者の活動を、ぜひ皆さん応援ください!

■(1)大阪経済大学ボランティアクラブのこと教えてください
▽大阪経済大学2年生
ボランティアクラブ部長
山中来春(やまなかこはる)さん
子ども支援、福祉、献血、お祭り…300人のチカラで多彩な活動を展開!

山中さん:現在、約300人の個性豊かな部員が在籍しています。軸となる9つの活動から部員自ら参加する活動を選び、それぞれの特技や個性を活かしながらボランティアに携わっています。主な内容は、今回紹介いただくフリースクールや宿題カフェなどの「子ども支援」、障がい児のアート活動や遠足の支援スタッフ、献血スタッフなどの「社会福祉活動」のほか、夏祭りなど地域イベントのお手伝いをする「地域活性化サポート」などです。
多岐に渡るすべての活動で感じるのが、地元の皆さんのあたたかみです。地域の子どもたちや、困っている人のために活動している方が多くいることを知り、私たち学生の活動もまた東淀川の皆さんに支えられていると実感しています。今後はさらに、学生自身が能動的に行える活動をめざし、地域に貢献したいと考えています。
(写真)学生団体VISION EXPOにて、はなまる賞を受賞

■(2)豊新地域にあるフリースクールCLASS Bって?
▽CLASS B代表(大阪経済大学OB)
入谷翔(いりたにしょう)さん
自身の不登校経験が活動の原点 地域から広がる居場所づくりの輪

▽大阪経済大学2年生 ボランティアクラブ
中村玲香(なかむられいか)さん
悩みを抱える子どもたちを笑顔に 大学生の視点で可能性を開拓!

入谷さん:現在、毎週土・日曜日に開催するフリースクール「CALSS B」を運営しています。私自身が小中学校時代に不登校の経験があり、コロナ禍だった大学生の頃に「不登校児」のための無料オンライン塾を始めたのが原点です。そこで、全国の不登校児の保護者と繋がり、活動の意義を痛感しました。その後、対面の活動場所を探していた私と、子どもの居場所づくりを考えていた地域活動協議会の思いが重なり、豊北会館を拠点に活動することになりました。
中村さん:「CALSS B」の学生代表として、チラシの作成・配布からイベントの企画、そして勉強や運動を通した子どもとの交流まで、学生メンバーと一緒に活動しています。私は子どもが大好きなのですが、当初は上手な接し方が分からず、「大学生こわい」と言われてしまったこともありました。会館ではカードゲームをしたり、お喋りをしたり、学習の支援をしたり、隣の公園で遊んだりしています。そんな中で徐々に心を開いてくれたり、大学の学園祭まで会いに来てくれた子もいたり、そんな時の子どもたちの笑顔を見るとこちらも嬉しくなります。最近来なくなった子を心配していたら、「学校に行ってるよ」という知らせが届き、会えなくて少し寂しいけど、よかったなって思います。
(写真)子どもたちの楽しそうな様子を見ると嬉しくなります
入谷さん:地域の皆さんとの関わりは学生にとって貴重で、多様な経験を通して成長していると思います。今後は、当事者だけではない住民や企業の皆さんにも広く知っていただき支援の輪を広げていきたいです。
(写真)活動についての意見交換も

■二十歳(はたち)を迎えたお二人に、今後の抱負をお聞きしました!
祝・二十歳おめでとうございます

山中さん:実は私、昔は幽霊部員だったのですが、久しぶりに参加した催しで、地域の子どもが「この前のお姉さんや」って。それが嬉しくて積極的に活動するようになり、気づけば部長に(笑)。部が掲げる「つながる」の言葉の通り、地域とつながり支え合う大切さや楽しさを原動力に、地域思いの東淀川の皆さんと色々な活動ができれば光栄です!
中村さん:「CALSS B」の活動では、区役所や地元スーパーなどでチラシを配っていますが、東淀川の皆さんはいつも温かく声をかけてくださって感謝しています。学生企画の謎解きイベントへの参加を機に「CALSS B」に通うようになった子もいるので、今後も「大学生だからこそできること」を考え、子どもの居場所づくりに貢献したいです。

■区長からひとこと
若い力が地域の子どもたちの居場所を運営

新年あけましておめでとうございます。また、二十歳の節目を迎える皆さん、おめでとうございます。
さて今月は、大阪経済大学の学生の皆さんが中心となって行っている、子どもたちのためのフリースクールを紹介しました。この取組は子どもたちにとって学びと遊びの場となるだけでなく、運営する学生の皆さんにとっても貴重な経験となるものです。双方が地域社会とのつながりを深めると同時に、未来に羽ばたいていくためのさまざまなスキルを身につけてくれることと思います。
若い方たちがこうした活動を継続していくためには、地域の支えが必要不可欠です。今回ご紹介した取組においても、豊新地域活動協議会との連携により、活動の場の確保が実現しました。若い力と地域活動協議会の連携は、地域活動の新たな担い手の創出につながり、ひいては地域全体の活性化につながると考えています。
これからさらに若い力の活躍が広がるように、区民の皆さんには若い方たちへの応援をいただくとともに、各地域活動協議会の取組にもご理解とご協力をお願いします。

東淀川区長 武富康彦

問合せ:地域1階9番
【電話】06-4809-9509

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