みなさま、新年あけましておめでとうございます。
辰年の幕開け。みなさま、いかがおすごしでしょうか。
さて、辰といえば龍(りゅう)。龍といえば「龍に翼を得たるが如し」という諺(ことわざ)があります。「強いものに強い力が加わると、さらに強くなる」といった意味だそうですが、これ、今の此花区にぴったりの言葉じゃないかと思っています。
もとより此花区は「夢・最強。」のまち。たとえば、世界トップクラスのテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」があったり、プロスポーツチームの舞台が3つもあったり、市内唯一のマリーナや漁港があったり、すべての小学校に人型ロボットのPepperがいたり、すべての小学校区に「こどもの居場所」があったり、まだ人工島が増えていったりするんですもの。
その最強のまちに、世界最高の夢の未来イベント、万博が来るんです。
これって、まさに翼を得た龍。万博って、私たちの、特に子どもたちのステキな未来に向け人類の進化がぐぐっと加速する世界イベント。
たとえば「空飛ぶクルマ」は、万博での実用をめざし、国や府市はもちろん、国内外の企業が力を合わせて加速中。昨年12月13日(水)には此花区の舞洲で、有人飛行の実証実験が行われました。
他にも自動運転バス、水素や電気で動く次世代船、都市型自動運転船「海床ロボット」、AIによる多言語同時通訳、目が不自由な方のためのAIスーツケース、CO2分離・回収技術などなど、万博には未来の技術の実装や社会実験がてんこもり。
そんな夢のイベントに、此花区民は常吉大橋と夢舞大橋を渡れば、自転車で行けるんです。 例えば区役所出発なら、夢洲の万博会場までたったの7から8キロメートル、約30分。
自転車はちょっと…、という方はJR桜島駅までいけばシャトルバスですぐ。とにかく、手軽に行けちゃうんです。
大切なのは、万博を体験すれば、とりわけ子どもたちが自分たちの未来に夢を持つこと。夢は子どものエネルギー源。夢を持った子どもたちは、しっかり未来に向けて自分の道を切りひらいていきます。そんな子どもたちは、大人を笑顔に。
何度でも見に行きやすい此花区民にとって、万博は「夢・最強。」をさらにアップしていく大チャンス、まさに「翼」。
今年4月は万博開催の1年前。いよいよ万博の素敵な未来コンテンツについて多くの情報が流れてきます。
今年から来年にかけて、「万博」という翼を得る此花区。
今年、万博を知り、楽しみをふくらませながら素敵な1年を過ごしませんか。
此花区長 髙橋英樹
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