なでこちゃんの健康広場 ボリューム93

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■聞こえにくいと感じたら
補聴器を購入する前に、まずは耳鼻咽喉科を受診し、補聴器が有効であるか診断してもらいましょう。

◇聞こえチェック
・会話をしている時に聞き返す
・後ろから呼びかけられると気づかないことがある
・聞き間違いが多い
・話し声が大きいと言われる
・見えない所からの車の接近に気づかない
・電子レンジなどの電子音が聞こえない
・耳鳴りがある

1～2個該当　実生活でお困りのことがあれば耳鼻咽喉科を受診しましょう
3～4個該当　耳鼻咽喉科で相談してみましょう
5個以上　早めに耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします

補聴器を専門医の診察なしに購入すると、治療が必要な状態を見逃したり、不適切な製品を使うリスクがあります。トラブルを避けるためには、耳鼻咽喉科医　補聴器相談医　に相談し、　専門の知識・技能を持った補聴器技能者がいて、適切な調整とケア、コンサルティング　を受けることのできる補聴器販売店　を選ぶことが重要です。

■補聴器購入の流れ
ステップ1　耳鼻咽喉科医師の診察、難聴の診断・治療、補聴器が有効か診断。
ステップ2　補聴器販売店に相談、コンサルティング・適切な調整　フィッティング　を受けて自分に合った補聴器を購入。

耳鼻咽喉科医からの紹介状を持って行く
家族・身内のかたと一緒に行く
補聴器使用の目的を伝える
いつどんな場面で聞こえにくいか細かく伝える
予算価格などの相談もしましょう

ステップ3　補聴器購入後も再調整をして使用トレーニングやアドバイスなどのケアを受けながら自分に合った補聴器にします。
ステップ4　補聴器で聞こえの不便さが解消し生活の質が向上します。定期的なアフターケアや点検を行い、不便があれば相談しましょう。

参考　補聴器の種類・価格　ポケット型　3万円～12万円、耳掛け型　5万円～70万円、耳穴型　10万円～70万円
浪速区医師会　おおの耳鼻咽喉科　大野　聡史

問合せ：区役所　保健福祉課　保健
【電話】6647-9882　【FAX】6644-1937