■浪速区制100周年まであと1年
これまでの浪速区とこれからの浪速区
浪速区の歴史はたくさんあるよ
その中からほんの一部を紹介するね
▽はじまりは大阪市13区制
1925年 大正14年 浪速区誕生
4月1日に、南区 現在の中央区 から分区し、誕生しました。
わに 博士が詠んだといわれる、 浪速津に 咲くや この花 冬ごもり 今をはるべと 咲くやこの花 の古歌から 浪速区 と命名されました。
浪速区史 より
1934年 昭和9年
室戸台風が襲来、区死傷者74名、家屋全半壊245戸、区内の学校にも多大な被害
1938年 昭和13年
地下鉄御堂筋線 難波 天王寺 開通
1942年 昭和17年
地下鉄四つ橋線 だいこくちょう 花園町 開通
1943年 昭和18年
大阪市22区制により現浪速区となる
1945年 昭和20年
大阪大空襲で区域の90%以上を焼失
市内で最も被害が大きく、人口も4%ほどに激減
1950年 昭和25年
南海電鉄なんば駅南側に大阪球場が開場
◇戦後の資材難を克服してオープンした大阪球場。当時は、巨大なスタジアムを建設することは画期的なことで、スポーツ界に大きな活力を与えました。
出典 浪速区制70周年記念 夢はばたく浪速のまち
1954年 昭和29年
浪速公園開設
1959年 昭和34年
なにわ筋開通
1969年 昭和44年
地下鉄千日前線 野田阪神 桜川 開通
地下鉄堺筋線 天神橋筋六丁目 動物園前 開通
◇千日前線開通の思い出
当時は、新しい地下鉄ができるというのは一大イベントで、イラスト入りの 開通記念の切符 写真 を求めて人々が殺到したのを覚えています。
野田阪神駅 始発駅 と桜川駅 終着駅 には長蛇の列ができ、あまりの人の多さに これでは記念切符を買えない と玉川駅まで移動して、切符を手に入れました。当日、地下鉄で2~3往復したのも思い出です。
浪速区在住 ひらせ さん
1974年 昭和49年
難波八阪神社の獅子でん が完成
1975年 昭和50年
区制50周年記念事業として第1回区民まつり開催
出典 大阪市政だより浪速区版 ナンバー 327
1985年 昭和60年
大阪市で初めての統合校として難波元町小学校が創立
1988年 昭和63年
浪速区の花として なでしこ を制定
1991年 平成3年
戦災復興土地区画整理事業を完了
1996年 平成8年
オーキャット 大阪シティエアターミナル 開業
2002年 平成14年
区役所・保健福祉センターの合同庁舎 現在の庁舎 が完成
湊町リバープレイス開業
2003年 平成15年
大阪球場跡地になんばパークス開業
2005年 平成17年
第1回日本橋ストリートフェスタ開催
2010年 平成22年
大阪木津卸売市場がリニューアルオープン
◇300年を超える歴史を持ち、現在の
場所:敷津東2丁目 には1938年 昭和13年に移転し、戦災による焼失などの苦難をへて、1950年 昭和25年に再かいじょう しました。
2012年 平成24年
新世界・通天閣が100周年
2019年 令和元年
日本初の外国人就労施設 ヨロ ベース開業
注 2019年5月1日から令和元年
2021年 令和3年
髙島屋 ひがし別館が国の重要文化財となる
◇髙島屋 ひがし別館
旧松坂屋大阪店として1937年 昭和12年に建築され、設計は夏目漱石の義弟鈴木ていじ によるもので、堺筋側の11連アーチのアーケードなど、戦前の華やかな百貨店建築を現在に伝える歴史的建物です。
2022年 令和4年
オモセブン大阪 バイ 星野リゾート開業
2023年 令和5年
なんばパークス南側に新エリアとして
・なんばパークスサウス開業
スパワールド世界の大温泉が25周年を機に
・スパワールド ホテル アンド リゾートがリニューアルオープン
・通天閣が屋外広告看板をエルイーディーに全面リニューアル
◇現在の通天閣は2代目
初代通天閣は、 ルナパーク という遊園地の北入口に、パリのエッフェル塔をモデルに1912年 明治45年に建てられたものといわれています。1943年 昭和18年に火災で焼失、その後、戦時中の鉄資源回収のため解体されましたが、1956年 昭和31年に2代目通天閣が再建されました。
出典 浪速区50年のながれ わが町半世紀のアルバム
2025年 令和7年
浪速区制100周年 大阪・関西万博開催
エキスポ 2025
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