
浪速区では、持続可能なまちづくりを実現するために、企業や地域団体、学校などの皆さんと協力して、地域や社会の課題解決に一緒に取り組んでいます。
今回は、今年度の連携による取組みの目玉であるわくわく体験、浪速しごとミュージアムについてご紹介します。産経新聞大阪本社の協力のもと、紹介記事を作成しました。ぜひご覧ください。
■わくわく体験。浪速しごとミュージアム
地域の小学生に仕事への理解を深めてもらうことなどを目的としたイベントわくわく体験、浪速しごとミュージアムが19日、大阪市浪速区の区民センターで開かれた。当日は開場前に長蛇の列ができる盛況で、区内の小学生延べ約430人が参加。記者体験やかつお節削り、ネイルチップ作成などさまざまな職業を体験した。
同区では、これまでも各小学校で地元の企業などを招いた出前授業を行っていたが、幡多伸子区長のたくさんの企業が集まるイベントの方が、自分が何に興味があって何が好きなのか、今まで気づかなかった子どもの関心を呼び起こすことができるのではという提案から、初めて実施した。
イベントには、区内を中心とした19企業が出展。同区と包括連携協定を結んでいる産経新聞大阪本社も参加した。同社が提供したのは、今回のイベントを号外風新聞にまとめる記者体験。参加者は、興味を持った体験イベントを写真撮影して見出しを考え、印刷するまでの工程を行った。
各社のブースに到着した小学生記者は、緊張した表情で産経新聞の記者です。写真を撮らせてくださいと声をかけ、写真撮影を開始。光の入りかたや被写体の角度などを考え、地面すれすれから写真を撮ろうとするプロカメラマン顔負けの姿もあった。
読者に伝えたいことを7から10文字の見出しにまとめる作業では、意外と広い本物の棺、漫画家の苦労を知るなど、自分が心に残った体験を、短い文字数でうまく表現していた。印刷した新聞を、写真を撮った企業にプレゼントしに行く小学生もいた。
・真剣な表情で見出しを考える小学生記者
・小学生を見守る幡多区長
■参加企業一覧 50音順
eスタジアム株式会社
大阪eゲームズ高等学院 株式会社アメージング
大阪情報ITクリエイター専門学校
大阪市立クラフトパーク
大阪府病院協会看護専門学校
株式会社ココウェル
産経新聞大阪本社
NPO法人シューネクスト
ソンポケア株式会社
株式会社ダイセン電子工業
有限会社田代商店
株式会社TAT
東洋紙業株式会社
ドン・キホーテ新世界店
白光株式会社
株式会社モリサワ
ヤマキウ株式会社
株式会社レクスト関西
株式会社ロカシュー エスペランサ靴学院
■入棺体験 チョコづくり も
産経新聞大阪本社のほかにも、各企業が趣向を凝らした体験イベントを用意。ドン・キホーテ新世界店は、専門の職人が手書きで作る商品告知のポップを、小学生と一緒に作成した。冠婚葬祭業のレクスト関西は、人は死んだらどこへ行くのかということを考えてもらおうと、本物の棺に入る入棺体験を提供した。
大阪eゲームズ高等学院では、小学生がオリジナルのキャラクターを描いたカードゲームを制作し、出来上がったカードで実際に対戦。ココナッツ専門店ココウェルは、ココナツオイルとココナツシュガー、ココアパウダーの3種類の材料だけでヘルシーなチョコづくりを提供した。
ものづくりと仕事の面白さ、大変さを学ぶ小学生が各ブースを訪れ、会場は大いに盛り上がった。幡多区長は仕事体験をする小学生を見守り、皆すごく真剣で、目をキラキラさせながら体験をしてくれたと笑顔。出展してくださった各企業が、それぞれの体験を工夫して、レベルの高い気づきと学びを提供してくれた。色々なジャンルの企業が一堂に会することで、なりたい職業ややりたい仕事をイメージするきっかけになったと思うと感謝を述べた。
・小学生記者が撮影したポップ職人
■行政かける企業かける地域団体かける学校 連携は他にもたくさん
・産経新聞大阪本社による中学校教員研修の実施
・クボタスピアーズによるバレーボールクリニック開催
・レッドハリケーンズ大阪によるホームゲームへの区民招待
・永和信用金庫による日本橋ストリートフェスタ会場提供
・レクスト関西による浪速区制100周年かけるエキスポ記念事業実行委員会総会への会場提供
上記以外にも、浪速区では様々な企業、地域団体、学校などとの連携による取組みを行っています。その他の取組みや、詳しい情報については浪速区ホームページをご覧ください。
■エスディージーズ
4 質の高い教育をみんなに
11 住み続けられるまちづくりを
17 パートナーシップで目標を達成しよう
浪速区では、企業・団体・学校と連携し、にぎわい創出・多文化共生に取り組んでいます。
問合せ:区役所 総務課 企画調整
【電話】6647-9683【FAX】6633-8270
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