「今回は淀川区と連携協定を締結した企業のひとつ「富士精版印刷株式会社」さんの取組を紹介します!」
夢ちゃん
淀川区では、活力ある地域社会づくりにむけて、企業やNPOなどの団体と連携協定を締結しています。企業など団体との官民連携によって、さらなるサービス向上へ!
■連携協定とは?どんな取組をしている?
淀川区は「地域社会に貢献したい」「地域課題の解決に取り組みたい」企業などと、連携協定を締結し、知識・技術など、互いの強みを活かした連携を進めています。「地域の活性化」「子育て・教育」「安全・安心」など、さまざまな分野に取組んでいます。
夢ちゃん
「取組例のほかにも、淀川区のサービス向上ために、さまざまな分野で連携をしているよ!
◇取組例1
地域の活性化に関すること
区民まつりなど、区内イベントへの参加やブース出展
◇取組例2
子育て・教育に関すること
中学生・高校生向けの居場所づくりとなるスペースを開設
◇取組例3
安全・安心に関すること
災害時の淀川区への協力や「こども110番の家」への登録
■連携協定を締結している淀川区の企業を紹介!
富士精版印刷株式会社
「思い描く“色”に応え続ける」
連携協定を締結している企業などのうちのひとつ、淀川区にある「富士精版印刷株式会社」さんを紹介。地域の安全なまちづくりをはじめ、子どもたちへの教育に関することなど、淀川区のまちづくりに協力いただいています。
◆淀川区で創業し、淀川区で74年
創業は1950年。創業当初から現在まで、淀川区西宮原に本社を置いています。「富士精版印刷」の社名は、めざすべき日本一の高みの象徴である「富士」の志が先にあり、その後に「精版」と印刷工程が並ぶ構造。「日本一美しい印刷」を「毎日の目標」としたいという創業者の願いが込められています。
(本紙写真)
・淀川区にある企業の印刷物やサイトもつくっています
・令和5年9月に連携協定を締結しました。
・宮原中学校の前にある、工場だけでなく本社機能も有した大きな建物!
・A横全判両面8色機
・菊全判 4色機
◆どんなことをしている企業?
◇印刷物の企画から納品まで!
本社には、印刷機のほかにも、印刷物のもととなるデザインの作成、写真を撮影するためのスタジオから、ドローンも。また、作成した印刷物の物流も行っているため、企画から納品まで一貫して対応できることで、発注者の負担軽減と効率化を行えます。
◇印刷にプラスワン
作成するのは紙媒体だけではありません。紙媒体のデザインで培ったノウハウを活かして、動画の撮影・編集やウェブサイトも制作。2019年には、制作した自社ウェブサイトが「日本BtoB広告賞」銀賞を受賞しました。
◇業界初!環境にやさしい印刷方法
環境への取組として「常温ワンウェイシステム」を運用。通常の「オフセット印刷」では、冷却のために水を使用し、使用後の汚れた水は廃液となりますが「常温ワンウェイシステム」では廃液を出しません。水を無駄にせず、廃液も出さないため環境への負荷を低減!
(本紙図)従来型システムと常温ワンウェイシステムの比較
(SDGsロゴ)7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
(SDGsロゴ)9.産業と技術革新の基盤をつくろう
(SDGsロゴ)13.気候変動に具体的な対策を
SDG’sについて、本紙18面「わがまちSDG’s」をチェック!
遠藤常務、吉賀社長
「経営理念は“商いは 高利をとらず 正直に よき品を売れ 末は繁盛”。“お客さまの信頼を得ること”を、第一に考えています。」
◆淀川区の地域社会づくりに貢献!
◇朝の見守り活動
本社の目の前には、宮原中学校があり、多くの生徒が通学。本社からのトラックの出入りや車通りもあるため、毎日、朝の見守り活動を行い、子どもたちの安全を守っています!
◇工場見学の受入
本社の近くにある宮原中学校や三国中学校をはじめとした、小中学校の職場体験学習を受け入れています。未来の技術者たちの育成もしています。
◇こども110番の家
子どもたちがトラブルに巻き込まれそうになったときに、駆け込むことができる「こども110番の家」に登録。子どもが安心して暮らせる環境の確保へ!
◇淀川区制50周年記念式典
淀川区役所により7月に開催した、淀川区制50周年記念式典。式典プログラムの印刷を無償で行っていただきました。
交通安全の旗を持った夢ちゃん
「地域のみなさんが安心して暮らせるように、協力してもらっているんだ!」
■企業など皆さまの力を貸してください!
地域の活性化、地域課題の解決のため、より多くの連携が必要です!安全・安心のほか、地域活動の協力、高齢者支援、環境問題など、それぞれの強みを活かしたご相談やご提案をお待ちしています。
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