■新大阪駅エリア、十三駅エリアのまちづくりについて
淀川区長 岡本多加志(おかもとたかし)
昨年末、国、大阪府、大阪市、鉄道事業者、経済団体、学識経験者で構成された「新大阪駅周辺地域まちづくり検討部会」が開催されました。
会合において、都市再生緊急整備地域に指定された新大阪駅周辺地域については、2040年を目途に、リニア中央新幹線、北陸新幹線の新大阪駅への乗り入れの完成、それに伴う新駅を踏まえた関連プロジェクトが検討実施されるとともに、民間都市開発のプロジェクトが推進されることが明らかになりました。
一方、新大阪駅周辺地域のサブ拠点として位置付けられている十三駅エリアと淡路駅エリア、とりわけ十三駅エリアについては、阪急電鉄より2031年の開業を目標としている新大阪と十三を結ぶ「新大阪連絡線」と、十三と大阪を結ぶ「なにわ筋連絡線」の新駅について、地下ホームを想定した駅位置の方向性と駅直上の都市開発プロジェクトが、今般示されております。
今後は、淀川区役所が進めている「もと淀川区役所跡地活用事業(2026年竣工予定)」ならびに「淀川河川敷十三エリアのにぎわいづくり事業(2025年開業予定)」とも連携しながら、十三駅周辺地域の都市再生緊急整備地域への指定に向け、十三駅エリア計画を策定するとともに、民間都市開発の機運醸成にも努めていきたいと考えています。
なお、新大阪駅エリア、十三駅エリアのまちづくりにあたっては、地元地域や区政会議委員等からのご意見もいただきながら進めてまいりますので、区民の皆様のご理解、ご協力をお願いします。
部会についてはこちら(本紙QR参照)
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