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自治体の皆さまへ

多加志のこころざし

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大阪府大阪市淀川区 クリエイティブ・コモンズ

◆区民の皆様、自然災害への備えをお願いします。
淀川区長 岡本多加志(おかもとたかし)

今年は、元日に最大震度7の能登半島地震が発生し、災害はいつ起きてもおかしくないことを改めて実感した1年の始まりとなりました。
今般の能登半島地震を受け、横山市長からの指示で、災害時避難所として活用する全ての小学校の体育館に空調設備をできるだけ早期に整備していきます(中学校については整備済み)。また、淀川区では、支援が必要な高齢者や障がい者などに対し、日頃の見守り活動と、災害時の避難支援活動が一体となった支援の仕組みの構築が、現時点で、淀川区18地域のうち半分の9地域で進められています。
一方、昨年7月に、国連のグテーレス事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と発言し、世界規模での異常気象や自然災害への警告がされています。6月から10月末までは出水期と言われ、近年、全国各地で、大型台風や線状降水帯による水害が多発しています。
能登半島地震でも支援物資がなかなか届かなかったように、発災直後の初動段階においては、役所からの助けに頼ることはできず、平時からの準備が大切になります。
区民の皆様、まずは自分の命、家族の命を守るために「最低でも3日以上の飲料水・食料・日用品の備蓄」、防災マップでの「避難場所や避難経路の確認」、また、地震に備えて「家具などの固定」など災害への備えをお願いします。

動画で学ぶ令和の防災(本紙QR参照)
淀川区防災マップ(本紙QR参照)

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