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いくみんカラダ通信

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大阪府大阪市生野区 クリエイティブ・コモンズ

■年末年始の飲酒に注意!!
急性アルコール中毒による救急搬送は歓送迎会や年末年始の時期に多くみられ、搬送者の中には死亡した例もあります。近年搬送者数が最も多かった2019年は大阪で6,713件。年代では20代が最も多く、男女比は半々でした。
20歳代の人数が抜きんでて多い理由として、経験の浅さから自分の適量が分からず、無謀な飲酒をしてしまうことなどが考えられます。
一緒に飲んでいる周りの人も、節度ある飲酒について考えてみましょう。

◇年代別の急性アルコール中毒による救急搬送人員(2019年中・大阪市)
10代 199人
20代 2961人
30代 899人
40代 846人
50代 672人
60代 607人

■お酒と病気のリスク
お酒を慢性的に摂取すれば依存症になり、急性の場合は命に関わる危険性があります。嗜好品(しこうひん)でもあり、「気分があがる」「コミュニケーションがうまくいく」などのメリットがあるかもしれませんが、飲み方によっては人生に重大な影響をもたらします。
世界保健機関(WHO)は2007年に飲酒が及ぼす七つの関連がんを認定しています。肝臓がんや咽頭がんのほか、女性の場合は乳がんも含まれています。1日に摂取する純アルコール量が10g増えるごとに、乳がんの発症リスクは約7%増えていきます。

■1日のアルコールの適量は?
・成人男性の場合、1日あたり1合(純アルコール約20g)まで。
・アルコールのダメージを受けやすい高齢者と女性はその半分!!
日本酒1合=ビール(5%)500ml=焼酎(25%)100ml=ウィスキー60ml=ワイン(13%)200ml=チューハイ(7%)350ml=チューハイ(9%)280ml

■飲めない体質の人もいて、その体質は一生変わりません
お酒に対する体質を知りたい方は、区役所2階23番窓口でアルコールパッチテストを実施していますので、お気軽にお立ち寄りください(無料)。また、アルコール問題でお困りの方の相談も実施していますのでご利用ください。

問合せ・相談先:月~金(祝日・年末年始除く)9:00~17:30
・区役所保健福祉課2階23番【電話】06-6715-9968
・大阪市こころの健康センター 依存症相談専用【電話】06-6922-3475

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