17.パートナーシップで目標を達成しよう
生野区は、区民の5人に1人が外国人住民で、その国籍数は約80か国におよびます。都市部としては日本で最も外国人比率が高く、ものづくり企業と飲食店が盛んなまちです。この特性をいかして、生野区ならではの多様なおもしろさ・やさしさが感じられる新しい国際交流がはじまっています。多くの人々が集まり賑わう地域の拠点を作り上げることをめざしています。
■多文化のタネが区内のあちこちで芽吹いています
◇異和共生のまちづくり
「ことなったまま、なごやかに、共にいきる」
(関西沖縄文庫主宰 金城(きんじょう)馨(かおる)氏 提唱)
お互いの壁を取り払うのではなく、互いの壁を支える文化や歴史を尊重し大切にしながら、壁と壁の間で一緒にできる事を少しずつ増やしていこうという考え方で、区政運営を進めています。
◇多文化共生の地域づくりエリアプログラム事業
北巽地域では、生活に身近な場面で相互理解・つながり・交流を生む取組として、外国人住民の方も地域活動の担い手として参加しています。
◇EXPOいくの万博夜市
2025年大阪・関西万博の開催を控えて、今後たくさんの外国人の方が大阪を訪れます。
万博をきっかけとした相互理解や国際交流を促進するためのイベントを実施しており、韓国とベトナムの食を通じて文化や歴史に触れていただく機会となっています。
■多文化共生の取組
◇多言語の取組
・広報紙はアプリを使って10言語に(本紙1面をみてね)
・ハザードマップは6言語で区ホームページに掲載
・子育てイベント…いろんなことばで絵本の読み聞かせをしています。
◇やさしい日本語の取組
・やさしい日本語とは?
外国人の方だけでなく高齢者や障がいのある人などにも、言葉や表現を言いかえてわかりやすく伝えようとするものです。「やさしい日本語」に正解はありません。相手にあわせて、やさしい気持ちで使ってみてくださいね。
・Let’sやさしい日本語ポイント
(1)ゆっくり話す
(2)短く切って話す
(3)簡単な言葉に言い換える
(4)カタカナ外来語はできるだけ使わない
(5)具体的に伝える
(6)方言、大阪弁をできるだけ使わない
※直ちに避難してください→早く逃げてください
◇やさしい日本語の輪を広げる活動をしています
イベントやワークショップでやさしい日本語を伝えています。
◇やさしいNEWSを発行しています
ごみ・防災・就学・自転車ルールなどいろいろなお知らせを「やさしい日本語」で作っています。
区役所1階で取れます。
ホームページからダウンロードできます。(本紙二次元コード参照)
◇やさしい日本語協力店を知っていますか?
区内のお店や病院などで見かけるステッカーは、外国人の方と「やさしい日本語」をつかってお話しします、お話してくださいというしるしです。
令和6年12月現在の登録数162店舗
問合せ:区役所企画総務課4階46番
【電話】06-6715-9003【FAX】06-6717-1160
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