あなたは大丈夫?考えよう インターネットと人権
■便利なインターネットも、使い方次第で思わぬトラブルが…
◇トラブル事例…著名人に対する誹謗中傷
(1コマ目)
このコメンテーターの発言、過激?!!
聞いてると腹が立つわ!
(2コマ目)
ネットでもめっちゃ悪く書かれてる!
どんどん拡散しちゃお!
(3コマ目)
それ、訴えられます!!
・損害賠償
・業務妨害罪
・侮辱罪
・名誉毀損罪
みんなの書き込みを拡散させたけど直接悪口を書いたわけじゃないのに…
(4コマ目)
正しいルールと知識を身につけ人権尊重の気持ちを持って、インターネットを利用しましょう
(キャラクター)
大阪市人権啓発マスコットキャラクター にっこりーな(※本紙参照)
◇匿名だからといって…
インターネットでは、利用するときは匿名に見えていても、実際には投稿の発信者を特定できる仕組みがあり、悪質な誹謗中傷などの投稿を行った場合、民事上、刑事上の責任を問われる可能性があります。相手を傷つける言葉や言い回しは、批判ではなく誹謗中傷です。絶対に投稿・再投稿をしてはいけません。
また、自分の書き込みは誹謗中傷の内容ではないと、安心してはいけません。一つ一つは誹謗中傷に見えない言葉でも、複数の書き込みが重なると深刻な誹謗中傷になりえることにも注意が必要です。
■ネット被害から自分を守るために
・安易に写真や個人情報が分かるような投稿をしないようにしましょう。意図していないところへ広がる危険があります。
・ネットいじめにあったときは、一人で悩まないで、信頼できる人に相談しましょう。
・悪口や差別的な内容の投稿に対しては、コメントや拡散をしないようにしましょう。
・インターネット上で知り合った人と会うことは、トラブルや犯罪被害の可能性があります。十分に考えましょう。
■ネットで相手を傷つけないために
・相手の立場に立ち、考えてから発信するようにしましょう。
・誰かに対する意見や感想を投稿するときは、誹謗中傷になっていないか十分に考えましょう。
・本人の許可なく、他人の写真や個人情報を投稿したり、書き込みを他の場所に転載したりしないようにしましょう。
・誰かのメッセージを見て嫌な気持ちになったとき、すぐに相手に感情をぶつけず、一呼吸気持ちを落ち着けてから、相手の意図を確認するようにしましょう。
・他人が発信した情報を再投稿する前に、その情報が正しいか、他人の不利益にならないかを十分に考えましょう。
■西淀川区では、人権啓発事業の愛称を「みんな大好き西淀川事業」とし、人権啓発推進に取り組んでいます。
■インターネット上の書き込みなどに関する相談・通報窓口のご案内は、法務省ホームページのこちらをご覧ください
・QRコード(※本紙参照)
人権に関する相談・お問い合わせ:地域支援課地域支援グループ 4階43番
【電話】06-6478-9743
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