令和2年4月に区長着任以来、「誰もが住みたい、住み続けたいまち『あべの』」の実現に向け、みなさまの多大なるご支援・ご協力のもと、さまざまな取組を進めてまいりました。当初から長らく新型コロナへの対応を余儀なくされましたが、ピンチをチャンスに変える発想を持って、区政会議等のオンライン開催をはじめ、区役所窓口の予約システムの導入など、「オンライン化」に取り組みました。また、区内の魅力スポットを「あべのdakara(宝)」として発信する取組、「あべのおさんぽマップ」を作成、年々バージョンアップしながら、大阪・関西万博に向けて外国語版マップも完成に至りました。地域活動に活気が戻った今年度は、阿倍野区制が80周年を迎え、みなさまと一緒に区内を盛り上げるさまざまな取組を進めることができました。「阿倍野区地域女性団体協議会」(令和6年3月末をもって解散)からは、区役所来庁者用の車いすを記念に寄贈いただきました。これまでのご功績とともに心から感謝を申しあげます。阿倍野区は、子どもの見守りや青少年の健全育成活動が盛んで、すべてのお力添えをよろしくお願い申しあげます。地域でまちなか防災訓練が行われるなど、防災意識も高く、地域の方々が温かくやさしいまちであると感じています。在任中は区民のみなさまからたくさんのお支えをいただき、本当にありがとうございました。私は、令和6年3月末をもちまして退任しましたが、これからも阿倍野区が住みよいまちでありますよう、市政・区政への引き続きのお力添えをよろしくお願い申しあげます。
山田国広
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